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対面【ことばto表現ラボ】第6回開催レポ〜節分の鬼〜


対面【ことばto表現ラボ】のレポを月1で投稿中です。


第3,4,5回 書くタイミングを逃していますが
開催した第6回のラボの鮮明さが消えないうちに書きます!

◆テーマ 〜節分の鬼〜


フランスに住んでいる子どもたちにも
日本文化を経験させたなという思いで
開催しましたー^^!


9歳長女が部長のようにリーダーシップを発揮し(笑)

鬼退治がまるで部活動!!!


ネギを持った鬼が来たことで特別さらに面白く

大爆笑が止まらず、最高すぎました!!!



時間で区切られていたり
オーガナイズされた1日ではなく
子どもたちが気の向くままに楽しめる。

余白や余裕のあるラボにしたいなと思って
子どもたちが朝集まってくるときは
子どもたちの様子を見てスタートします^^


まずは、アートワークで繋がっていく。
お友達や空間、そして自分と〜

このアートの時間が最初にあることで
キュッと集まってくる。
そんな感覚があります。

いろんな感情も、いろんな形で消化されていく。
緊張も、興奮も、ふっといいエネルギーに切り替わっていく時間です。

こういう子どもたちや私の感覚を感じながら
アートってすごいなって毎回の如く思います。

テーブルに座って
画用紙の上で色遊びを楽しんだ後は
床に貼っておいた大きな紙に
自然と描く場所が移っていきました。

この紙は、描きたいときにいつでも描いていい紙

今回は、鬼がテーマなので
長女に鬼の絵を事前に描いてもらっていたら
みんな鬼を描き出すからすごいー!!

「鬼描いてみよう!」なんてことは一言も言っていないのにね。


床で大きな紙に描くって
すっごく気持ちいい。

ちょっとした工夫で新鮮さが生まれて
感覚や発想が刺激される。


いろんなペンや画材を使っていいよ〜と
いろいろ出してあげると
みんなそれぞれ使いたいもの描きたいもので

トントントンと音を立ててみたり
歌ってみたり
お話ししながら一緒に描いてみたり

お友達の真似をしてみたり
寝そべって描いたり

思い想いのまま、
気がついたらみんなが集まって
一緒に描いて〜

自由にしていいのに、
一緒にくっついて一緒にやってる姿が
なんか可愛らしくってー。。

そして、なんといつもより早い時間に
何人かが同時に
「お腹すいたー!!」と言い出し・・・

後、30分くらいあるかなと思って
その間に、卵やレタス、
もう少し具材を準備しようと思ってたのに!!(笑)


お片付けをさせながら気を紛らわせて
そのすきに、できる準備をお急ぎでして
みんなで恵方巻を作って
お味噌汁と一緒に食べました♡

ランチも自分で作り
アート要素も入れたりと
アートは生活であることを
感じれる時間になったらなと思っています。

恵方巻を食べたら
ここで、一緒に開催しているYちゃんが持ってきてくれた
鬼の紙芝居と絵本〜
みんな一生懸命聞いていたよ。


絵本を読んでいたら
9歳の長女が、節分の豆まきについて語り出す!


子どもたちがイニシアチブをとって企画を考え
みんなで何かを作り上げるということができたらな〜

そんな風な思いもあり始めた
ことばto表現ラボなので

イニシアチブを取ろうとする姿を
どんどんサポートしたいなと思っています。


唯一日本で節分を経験している長女が
小さい子たちでも鬼退治ができるように
物凄い細かいステップを踏ませて特訓していきました(笑)

まるでそれは部活!!!爆笑



①小さい子に豆まきの仕方を教えます。

②丸めた髪で長女に向かってみんなで
「鬼はそと!!」投げるウォーミングアップ

③今度は鬼の絵を切り取って壁に貼り顔以外を狙う練習
(顔に当てたら鬼が怒ってさらに強くなる設定)

④パンツはどこか?の座学の指導

みんな大はしゃぎ、大興奮ですごいことに!!!!

子どもって鬼退治大好きなんですか?wwwwwww


練習が進んで
鬼を退治する方法を学んできたら

今度は、豆を入れる箱を作ります。
最初に作ったアートで可愛い豆入れを製作!

物凄い手際で
作られていくのに笑ってしまった(笑)

オリジナルカラ〜&デザインの豆入れが
最強に可愛い!!!!!!!!!!!!


それから、お面作るよー!!

と、どこから持ってきたのか(笑)
材料が登場して、次々にお面が出来上がっていきました。

お面ができてもトレーニングは続きます。

⑤鬼が来たときに泣いてしまうのではなく
戦おうという心の整え方/マインドセットの授業

⑥作ったお面で鬼役を作り、実際に動く鬼に丸めた紙を投げて
「鬼はーそと!!!」と叫ぶ声出しトレーニング

⑦座ってひたすら鬼に当てるストロークの練習

⑧鬼が来た!!と言ったときに、俊敏に反応できるかの予行練習


子どもたちは大興奮、一日中すごし

最後は、
殻付きの落花生(鹿児島風)で豆を入れて準備完了

夕方になり
この日鬼がくることを知っている長女はソワソワ・・・


小さいことたちは
鬼がくるなんて知らずにここまで
部活のトレーニングに励んできました。(笑)

トランシーバーを持って
いつ鬼がくるか二階の窓からチェックし
小さい子にわからないように私に報告してきます。

そのとき!!!


「鬼が来たー!!!!!」

みんなで豆を持って
玄関から出ていくと・・・・

超リアルな本格的な鬼が(大爆笑)


鬼が何か?節分が何か知らない
フランス人パパに鬼をやらせて

しかもネギ持ってくる姿に
笑いが止まらなく・・・・・

怖がってる子供達をよそに大爆笑してしまった!!!

勇敢に戦う子、泣いて逃げてく子、もう一回やりたい!!という子

様々で、面白すぎて・・・・

フランス在住の子どもたち

◆鬼はネギを持っているもの
◆最後はネギを投げていくもの

をインプットしたかのように
鬼がいなくなった後の鬼ごっこで
うまく再現をしていました(笑)


長女の一言
「パパたち、よく芸ができてたね。」

鬼の動きが独特で、人間とは違うあの動きは
どこから来たのだろうと思ってしまう
はいクオリティーでした!!!!


パパの顔のサイズまでしっかり測って
本格な鬼のめんを作ってくれて
一緒にラボを開催するやっちゃんには、脱帽!!!

大人も子供と一緒に
本気でやるって楽しい!!!

一緒に開催するやっちゃんと一緒に
鬼退治がフランスのクラブにできるんじゃないか?説
judo,aikido,taiso みたいに!
2人で検証したことも笑えました!

楽しすぎてアドレナリン出まくった
世にも奇妙な最高な1日は

泣いて逃げた次女、
鬼のインパクトが凄かっちゃたようで
数日間、鬼の話を何度もしていました(笑)

鬼が来たときの様子も
何度も絵にしていましたよ!

言葉toアートラボ
イニシアチブを取ることが好きすぎる長女は
「次回は、ママいないでいい。私とやっちゃんでやる。」

とママが邪魔だったそうですwwww

夏休み前までの計画をたて
再来月のテーマの準備もその日に始めていましたよ。

回を重ねるごとに
どんどん子どもたちも乗ってきました。

子どもたちの意思や発想を尊重して
自由に楽しくすごく中に日本語や文化がある。

イメージしていた言葉toアートラボに
近づいていって嬉しい限りです。


本当に本当に素敵な時間を
過ごさせていただいていることに感謝が尽きないし

こう言った素敵な時間は
自分たちで作っていくものだ!そうも思います。^^


読んでくださりありがとうございました。

子どもとアートのある暮らしinフランス
インスタグラムも覗いてみてくださいね。 山口ゆうみ



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