【健全1】罪悪感・4種類【不健全3】
◆ はじめに ◆
この記事は、主にこれら↓をもとに書いてます。
動画で見たい方、気になる方は、ぜひこちらへ
カーラ・マクラクラン著「感情の天才」
色んな感情が適切に流れてる時と
滞ってしまっているときの作用などが詳細に書かれた良書。
◆ まえおき ◆
罪悪感は所属の欲求と密接につながっている。
また、美意識や善悪など本人の価値観や
所属するコミュニティを移ったり、
コミュニティ自体の変化によって、
その形を変えていく。
◆ ひとつめ・健全な罪悪感 ◆
社会動物として持っている本能的・根源的な恥、罪の感覚。
ここが乏しいほど、サイコパス気質に。
人生経験の中で取捨選択し、
いまの本人の生き方にフィットする
本人なりの善悪・美学・哲学などの価値観を基準とした、恥ずかしさや罪の意識。倫理観。
今いる環境/コミュニティに相応しい罪悪感。
▶︎(健全か?はコミュニティによるが)
コミュニティの一員として生きていくために
"必要かつ適切な罪悪感"
◆ ふたつめ・サバイバルのための罪悪感 ◆
過酷な状況を生き抜くために、過剰に自分をコントロール。
生存戦略としての恥や罪の感覚。
たとえば、
自分を表現したら、ろくでもないことばかり起こる。
▶︎自己表現することが(過度に)恥ずかしい。
▶︎目立つことを自分に許せない。
先回りしないと攻撃をくらいまくるから、
常に警戒態勢。
▶︎気を抜こうとすると罪悪感で落ちつけない。
▶︎過度な警戒を手放すことを自分に許せない。
◆ みっつめ・自責の罪悪感 ◆
特に親などに責められたり、
頻繁に責められることで
▶︎自責のパターンを、自分の中に取り込んでしまう。
逃げなかったことや、隙があったこと
被害者であることを加害者や他人に責められたり、理解されないことで
▶︎自らの存在が罪であるかのように感じてしまう。
◆ よっつめ・見捨てる罪悪感 ◆
サバイバーズギルトとも。
戦争、災害、事件、事故、虐待などの生還者が
自分だけ生き残ってしまったことを罪と感じてしまう。
本当は助けられたのに、見捨てたんじゃないかと感じたり…
機能不全家庭(泥舟)育ちが、立ち直りはじめた頃に
今なお泥舟の中にいる親だったり兄妹だったりを見捨てて、自分だけ助かるのか?と、
足どめしてくる罪悪感も、これにあたるかなと。
◆ むすび ◆
私自身サバイバーで、数年前まで不健全な罪悪感&自責グセ盛り盛りだったので、
罪悪感/恥というのは
とても大きなテーマだったりします。
私の場合、自責の罪悪感・見捨てる罪悪感など、"不当と感じやすい"ものに関しては
比較的早くに気づきがあり、ノート術や心理療法など、いろいろと試行錯誤。
1年ほど前に、一応の決着はついた(仮に、残ってたとしても、率先して取り組むテーマではなくなった)と思ってますが、
最近になって、
お仕着せではなく(意識してなかったとしても)自ら戦略として手に取り
幼少期は確かに必要適切だったと思われる、サバイバルのための罪悪感を、
自分の能力や環境が変わってからも、無自覚に持ち続けてたから苦しかったんだ💡
という気づきがあり、
自分なりに整理してみました。
罪悪感は、信念、固定観念、価値観と結びつきがち。
しかも社会やコミュニティとの関係もあったり、自責癖など癖にも…😭
気づくのが難しく、
気づいてから緩めるのも
なかなか大変だなと感じてて、
なので、どんな形であっても、
このテーマと関わる人にとって
ほんのちょっぴりでも力になれたら嬉しいです☺️
ここまで読んでくれてありがとうございました!
あなたの人生が、より軽やかになりますように🍀
ではでは