独居で這って移動していたら、「自立」です!支えるが介護者がいたら、「全介助」(積算介護時間が長い)です!
介護保険認定調査は介護にかかる時間を積算しています。
病気の重さや今後の悪化懸念を調査員には聞いていません。
主治医が意見書に書くことです。この件は後半に書きます。
這って移動する状態
1-7 歩行 「できない」
2-1 移動 「介助されていない」
移動とは
移動の手段(歩行、車椅子、ストレッチャー、這う)は問いません。
移動とは、室内で食堂やトイレや洗面所や浴室へ行くことです。
車いすについては まあまあ 納得です
一般的に車いす自走「介助されていない」 体力・知力・自立心ありです。
介護者が押している「全介助」 麻痺があったり体力低下等認められます。
本当は押す人が必要かもしれなのに、押してくれる人がいない場合
調査員によって、判断が分かれます。
1)現状を調査する派 「介助されていない」
2)本来必要だが介護の手が足りていないと判断 「全介助」
這う
這って移動「介助されていない」
介護者が必要時に助けようと付いている「見守り等」
介護者が這う時に手助け(押したり持ち上げたり)している「全介助」
(たとえば妻がいて手伝うと介護時間が積算されます。)
長年にわたって、這った方が楽で、納得して這うことを選んでいる場合は、
這って移動「介助されていない」でも良いと私も思います。それも慎重に判断してですが。たとえば這って移動する為、時間がかかり尿もれがあるなら、適切な介助の方法として「一部介助」「全介助」を選びます。
最近立ち上がれなくなり這っていて、新規申請や区分変更申請をしている場合は、「移動」が不適切な状態である可能性が高いと思います。
介護保険って、援助が必要な人に援助できる仕組みと思いたいですが
援助する人がいなくて、自立心が強くて頑張っていると
人に手をかけさせていない
軽い判定になります
重い病気で悪化が予測される場合
今後の悪化が予測されていても、現状を調査します。
悪化が急速だと、区分変更申請を出しても間に合いません。
区分変更申請には手間と時間だけでなくお金がかかります。
介護保険認定調査の費用の本人負担はありませんが、
介護保険(税金も使われています)のお金を数万円使っています。
なにより、本人と介護者に負担をかけます。
区分変更申請日からの暫定プランが作れます。
が、結果が分かるまで利用を増やすことを躊躇します。
判定が軽いと、オーバーした単位数が10割負担になってしまいます。
自宅での緩和ケアをしている癌の場合
亡くなる数週間前に急に体調悪化し、できなくなることが多くなります。
区分変更申請は間に合わない可能性が大きいです。
さすがに保険者(足立区の場合)も、癌悪化で区分変更申請(新規申請の場合も)だと、最優先で数日~1週間後に調査に来てくれます。が、結果が分かる数週間後まで、サービスをセーブせざるを得ません。都内よりもっと遅い地域が多いのではないでしょうか。ある程度、医療系サービスに頼れるのが救いですが。
今までできていた入浴ができなくなって訪問入浴導入したくても、要支援の判定のままでは難しいです。
要支援1でザックリ1か月5000単位 の持ち点
要支援2でざっくり1か月10000単位 の持ち点
病気が重くても、認知症なくトイレへ行けてお風呂で体を洗えて着替えができていると「要支援」判定になる可能性が高いです。
せめて、「要介護1」以上が必要です。
「要支援」判定では、急なヘルパー派遣ができません。
話しが飛んでしまいました。
1500字近くになりました。