自彊術 足もみだけでも 顔こすり→足もみ→体操31動
自彊術は病人を施術で治すことから始まっています。
戦争前のことですが、天才的治療師の中井房五郎氏先生の治療院には門前列をなしたそうです。
自分でできる人は自分で揉めと、自彊術体操を作ったと言われています。
戦後、普及に貢献した一人は医師の近藤氏です。サンデー毎日の記事が分かりやすいです。
その療法の一つに「足の療法」があります。
「手の療法」とともに、手と足は強いので、もみ返しの心配が少ないことから、自彊術教室に通うと、体操を覚えつつ、療法の入門としてこの二つから習い始めます。家族へのマッサージとして使えます。
生徒同士、家族間でのみ行うことをしっかり守ってくださいと言われます。
体操もぜひ習って行ってほしいのですが、療法は必ず教室で習得してください。
自分の手を自分でもむことは難しいので、
「顔こすり」の中に手の療法の一部(指を1本ずつもむ等)を入れているのかと思います。「顔こすり」の始めの部分を「手もみ」と言ったりもします。
自分の足は自分である程度もめるので「足もみ」となります。
やってもらいたいところですが、自分で自分を「足もみ」しましょう。
下に張り付けた資料は、ツボの解説になっています。
動作の順番の解説としてみてください。
「顔こすり」と同様、自彊術では、ツボの名称をあまり使いません。足の裏の『湧泉 ゆうせん』くらいは使いますが。
「足もみ」はお風呂の中で行うという人もいます。
テレビを見ながらでも行うことができます。
足首を毎日回して、柔らかくしていたら転倒防止に役立つかもしれません。