「顔こすり」から始まる自彊術体操 それ半分くらい嚥下にかかわる自己療法です
「あら、これも、自彊術でもともとやっているわ」 が多くあります。
自彊術には健康に係わる必要な動きがすべて入っている
と言われています。
数年前に流行った かかと落とし それ「31動」 のように
では、本日のお題「顔こすり」
体操に入る前に「まず、顔こすりしましょう」と。
「顔こすり」の半分近くは、嚥下に関係しているように思えます。
「嚥下」という言葉が多く聞かれる前から、私の記憶では、
自彊術では「唾液の出をうながす」という言い方をしていました。
教室で習う「顔こすり」と異なる部分もありますが、
手順が書いてあるので、下記、引用します。
できれば、自己流にならないように、教室で講師から学んでください。
たとえば、おでこは図のように撫でますが、
目の部分は右手は右目、左手は左目のみを軽くこすります。
また、自彊術ではツボ名をあまり言わないことを念の為に伝えます。
「目の横のくぼんだ所」「鼻の横」「頬骨を下から押して」「耳たぶの下側後ろ」「耳たぶの下側に前」「頭のてっぺんのあたり」という言い方で、ツボの名称をあまり使わないです。首と頭の境目の「風池(ふうち)」くらいは使います。
首の前側を後ろから前へこする動作も、実は親指があごの下の耳下腺を刺激していると習いました。あごの下を通る親指が大事と。
※ 付け足しです。
一昨年の足立区ボランティア連合会の研修は嚥下をテーマに行われました。嚥下とヴォイストレーニングを結びつけて、教室をされている講師を招きました。
東京都歯科衛生士会の資料参照
後半は、唱歌を大きな声で参加者で歌いました。