終活は、まずは、歯が大事です。
入院前に歯を治しておく
とある認定調査中に、申請者がおっしゃったんです。
「手術をする前に歯をきちんと治してきてください」と医師に言われたと。体力が落ち外出がままならなくなったら歯科医の通院は二の次になります。
病院、内科、整形外科に比べて、歯科はバリアフリーになっていない確率が高いような気がします。
自由に外出できるうちに歯を治しておく
歯が丈夫な方は、定期的なメンテナンスをきちんとしておきましょう。
入れ歯が合わない、ほっておかないで、直しておきましょう。
入れ歯はあるが使っていない
多いです。
徐々に合わなくなってきた。
痩せると合わなくなる。
使わないとますます合わなくなる。
使わないと、使わないことに慣れてしまう。
介護度が進んでからは入歯を作るのは難しいです
入れ歯の必要性を理解できない。
調整がうまくできない。
慣れるために一定時間入れておくことができない。
訪問歯科
訪問歯科で入歯をうまく作れないのは、かかりつけではないこと、
作っているうちに、変化がおきること、
慣れるために必要なことを本人ができないこと
レントゲンや機器が揃っていないこと、
ベッド上の治療になり最適な姿勢をとることが難しい場合があること、
があります。
科学的な解説を。
上記の記事から、分かりやすい図をお借りしました。
フレイルがおきている時、オーラルフレイルがおきている。
オーラルフレイルが原因全身のフレイルがおきている。
yumiパンダ、現在、歯科医に頻繁に通っています。
電化製品と一緒で、あちこちいっぺんに悪くなってきます。
口腔内老後の方針
ヘルパーになったころ、20年近く前に口腔ケアの講習を受けた時に、講師のおっしゃったことがずっと残っています。
「総入れ歯にします。」と。
下手に、残った歯がある場合、歯科医に通えなくなると抜歯が難しいくなります。自分に合った総入れ歯は良い選択肢の一つではないかと。
口腔ケアができなくなってきた時に、総入れ歯であることが良い場合があるのではないかと、考えさせられました・
総入れ歯、あるある
その後、様々な高齢者の歯の事情に接する中で、良い総入れ歯なら選択肢として良いのではないかと感じました。
もちろん、残した歯があるほぼ総入れ歯も。
在宅で、訪問歯科による残った歯の根っこの抜歯に同席したことがあります。90歳を過ぎた方でした。何本もあり大変でした。
どういう方針で
私の場合
老後の口腔内計画を考えておきたいと思っています。
自分の場合は、歯の状態があまりよくありません。
治療した歯ばかりです。若い頃から差し歯があり、ブリッジが増えています。
2本分の部分入歯を作ったことがあるのですが。着脱で前後の歯に負担をかけるので、ブリッジにしました。
ブリッジも前後の歯に負担をかけます。いずれ、中規模の部分入歯になる覚悟です。インプラントにしない。将来、良い総入れ歯でかまわない。
理想は
メンテナンスをしっかりして一生自分の歯で過ごす。
時代が進み、良い自分の歯を維持されている方が多くなりました。
でも
私が受けた講習会の講師は、中途半端な状態を良くないと言いたかったのかと思います。私は、歯科医や世間が良しとしないかもしれないことを選んでいます。将来総入れ歯です。あの講師に同感してしまったんです。でも、その過程では、最善の方法を取っていきたいと思っています。
掛かりつけの歯医者に老後に向けての治療方針を相談していく
歯科医にそんな雰囲気ありますか?
ないとしたら、自分なりに、考えておかないと。
歯の終活です。
※ まとまりなく、1400字です。ではまた。