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足立区の文化財 歌川広重「西新井」

足立区の文化財の話です。引用が多くてごめんなさい。

歌川広重「西新井」

江戸時代中頃になると、人びとの間に行楽が普及し、江戸周辺には名所が誕生します。

足立区も、河川に囲まれたおだやかな風景や自然は都市に住む人々の好む行楽地となりました。江戸東京から一日で往復できる距離にあったこと(例:千住宿は日本橋から2里8丁=約9キロ)も名所となった一因でした。社寺への参詣も、日常とは違う場所への小さな旅として好まれました。江戸東京の人々は徒歩だけでなく船も使って訪れました。名所や行事を紹介した地誌(ちし)や浮世絵も出版されました。

足立区域では、西新井大師・大鷲神社(おおとりじんじゃ)・牛田薬師(西光院・さいこういん)・性翁寺(しょうおうじ)などの寺社、関屋の里(せきやのさと)・鐘ヶ渕(かねがふち)・綾瀬川など自然が美しい場所、千住大橋・千住宿など交通の要などが取り上げられ、多くの人びとが訪れるようになりました。自然発生的に名所となったものというよりも、人びとの手によって作られ、名所となっていった場所が多いことが特徴といえます。

あだち広報


二代歌川広重《江戸名勝図会 西新井》(当館蔵) 足立区郷土博物館
足立区郷土博物館  足立区大谷田
修復中 令和7年3月まで休館

ここ1週間、水害のニュースが続いています。荒川について ↓
西新井大師へのお参りついて後半で書いています。↓


足立区には安藤広重のお墓もあります。


竹の塚駅の東側は団地で風情がありません。碁盤の目の道路です。
西側の伊興 伊興本町 東伊興にはお寺が多くあります。


舎人(とねり)


伊興から西北へ、舎人には遺跡があります。
伊興、古千谷、舎人の道は、大きな道以外は、くねくね道です。

足立区で一番標高が高い「舎人」が水害では一番安全かも。
と言っても、標高5mくらいだった記憶。↓ 

区内では舎人周辺が比較的高いのですが、それでもおよそ4メートル

足立区HP

舎人地域学習センターに20年前に3年間勤めていました。
大雨予想がでると、舎人センター駐車場へ車を移動してくることあり。
古代人は安全な場所に住んでいたようです。

舎人についても、いつか。



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