口腔ケア大事です 施設での口腔ケア
口腔ケアの効果
施設での訪問歯科
特別養護老人ホームに介護士として勤務していた時、定期的に歯科衛生士が訪れ個別に口腔内クリーニングをしていました。Aさんはこれを使って、Bさんはこれを使ってと用具も選定してくれました。コロナ渦前です。コロナで中止になりました。
15年ほど前に勤務していた施設では、歯科衛生士の口腔ケアの記憶がありません。そこでは、内視鏡による嚥下検査を見学学習できました。嚥下機能の低下が懸念される入居者が対象でした。誤嚥の危険性をチェックしても、口腔衛生のケアを心がけていなければ肺炎は防げないのではと思います。食事形態の検討だったと思います。
※在宅の訪問歯科でも、内視鏡の嚥下検査をしてくれるところがあります。
話しはそれますが
入院でできた空床を利用するショートステイ
特別養護老人ホーム等の施設では、誤嚥性肺炎で入院する方がある程度の割合でいて、本人や家族にも入院は負担ですが、施設にとっても空床の発生は収入減になります。口腔ケアの徹底による入院率の低下は入居者にも施設運営事業者にも利益になるという資料を読んだことがあります。
(うぅ~ん見つからない)
あかい花のサイトだったと思うんですが。
※15年ほど前、特別養護老人ホームでショートステイ担当の相談員をしていた時、入院で空床になっている部屋がある程度ありました。戻ってくる予想があったということは、肺炎による入院だったかもしれません。
空床利用のショートステイを組みました。
入院者ウィン(入院していても部室料負担ありました)、
ショートステイ利用者ウィン(頼んですぐに長めの利用ができる)、
施設ウィン(部屋利用率アップ)。
でも、入院者が少ない方が良いですよね。
※ 最近のケアマネ経験では、ショートステイのベッド数が増えているので、空床利用を狙って探す必要が減っているような気もします。
※ 空床利用の契約・アセスメント・プラン作成で相談員は10床(SS専用)以上の業務。看護師さんと介護職員さんも大変でした。新規対応は大変です。そのまま、入所へと結びついた方もいました。施設になじんでいる方が入所者になると双方のメリットになります。施設の収入に貢献したような。経営者に褒めれれた覚えはありませんが。
※ 多床室型の古い特別養護老人ホームでは、ショートステイは空床利用だけの形であることもあります。
日常の食後の口腔ケア
施設に居る場合は、施設が訪問歯科を手配して口腔ケアをしてくれる環境にあるのかと推測します。また、介護職・看護職がいて、日常の口腔ケアも行われています。
直近(3年ほど前)で勤めていた特養では食後の口腔ケアは必須(当たり前ですよね)でした。「〇〇さんは私がベッドへ」と言い洗面所に寄る姿をお互いに誰かが見ています。昼食後なので、人員が多くいたからかもしれません。
胃ろうの方にも
昼間1回だと思いますが、丁寧に口腔ケアを実施していました。口から食べていなくても口腔内をきれいに保たないと、誤嚥性肺炎のリスクがあります。口腔内、ねばねばで、きれいにするには技術と時間が必要です。
※ ホントに私見ですが、多床室の複数介護職の連携する介護は一定のレベルをお互いに注意して保てると感じます。ユニット型個室10人を1(1~2)人で対応していた時、15年以上前かだからかもしれませんが、口腔ケアをきちんとできていたか記憶があいまいです。ガラガラペーだった方もいたかもしれません。介護にばらつきが出る危険性があるように感じます。ホントに私見です。
施設にはパート介護職の勤務でしたし、正規職員としてはショートステイ担当の相談員しか経験ありません。勘違いや間違いがあったらご指摘ください
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