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荒川放水路通水100年の講演を聞きに、足立区の江北へ行きました。

11月7日(木)に、あらかわ学会の三井元子氏の講演を聞いてきました。

河の流れを、人の手でこんなに変えたのかと。
分かりやすい模型の写真です。

千住と中心を直線で通るのは避けた為
千住を山なりで通った

荒川放水路と中川の間のくねくねした所が綾瀬の足立区と葛飾区の区境でしょうか。綾瀬地域は区境が入り組んでいます。

江北

隅田川が一番曲がって右にくねっているところの、東側が江北です。
前の隅田川は荒川放水路にいぶつかっていたので、今は少しひかえめなカーブに作り直したそうです。

岩淵水門

多くの水を新たに作った荒川放水路に流し、洪水が起こりそうな時に岩淵水門を閉めて、隅田川へ流れないようにすることで、100年水害を防いできました。

2019年の台風19号は、ギリギリだったとの話でした。
下の写真、水面が堤防ギリギリで、左の街は水面よりずっと下です。寸前で、引き潮になり助かったそうです。(犬の散歩で、毎日朝夕荒川の川辺に行っていた時に潮の満ち引きわかりました。海抜0メートルですから。)

遊水地や雨水貯留施設をもっと増やす必要があります。
私たちができることは、大雨の時に風呂水を流さない、屋根の水を貯めている場合事前に流して空にしておくことだそうです。

東京都では、東部低地帯を流れる主要5河川(隅田川、中川、旧江戸川、新中川、綾瀬川)にスーパー堤防が整備されています。

スーパー堤防は、堤防の高さの約30倍の幅をゆるやかに盛土して、洪水や地震の液状化現象などにも耐えられる堤防です。高潮や大地震による水害から地域を守るだけでなく、水辺環境の向上にも寄与します。

スーパー堤防の整備は、背後地の再開発事業などのまちづくりと一体で行われています。緩傾斜型堤防と比較して、堤防整備費の軽減や土地の有効利用が図れるというメリットがあります。

AI

足立区でもスーパー堤防の建設を進めています。


🌸 帰り道に、寺社を訪ねました。🌸

江北氷川神社

足立区には 氷川神社が多くあります。

江北の五色桜


本殿に向かって左手に、お稲荷様がありました。
お狐様、いっぱいです。

保存樹木もありました。


参拝の方もいらしている。

御朱印が有名らしい。

上記 サイトより
上記 サイトより

🌸🌸江北、江北の五色桜については、追って詳しく書きたいと思います。
江北五色桜については、前半に書いた講演会の中でもお話がありました。
戦時中に薪にしてしまったとは、、、戦争って、、、
でも、守ろうとした人々もいたという歴史です。

1000字になりました。ではまた。

追伸
江北のお菓子と言えば

「大江戸」のきんつば
土手下の道沿いです。


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