『手紙』
想いだけが溢れ 言葉にならず
ペンを持ったまま 時だけが過ぎた
書いては破り棄て その繰り返し
何を告げたなら あなたは戻るの
綴る言の葉を 唄を唄うように
あなたの心に 響かせたくて
心 したためて しまい込んだまま
月日重ねても 出せない手紙
取り出して読んでは 過ぎし日 想う
引き出しの奥に 本音 閉じ込めて
嘘つきな文字から 涙のように
本当の気持ち 見え隠れしてる
消せぬ恋心 遠く離れても
募る愛しさに 胸がざわめく
想い 書きあぐね 言葉にならずに
二度と戻らない 心も声も
綴る言の葉は 唄を唄うように
雨だれとともに 奏で続けるけど
あなたの元へは 届けられぬまま
月日流れても 出せない手紙
消えない想い
作詞・作曲 夢有眠