『雨の日の待ちぼうけ』
待ち合わせはいつも 通りを見渡せる
大きな窓のある小さな店
傘を数えながら あなたを待っている
腕時計と外を 交互に見ている
まるで 速いリズム刻むように
雨脚が近づいて来る
あなたが濡れて来ないかと気にかかる
傘を数えながら あなたを待っている
降り始めた雨が 心 湿らせる
降り始めた雨に 傘の花が開く
まるで 通り中が花壇のよう
もうすぐあの人が来るような気がして
ドアの開く音に 何度も振り向く
雨は 紺色のベールをつけた街に
冷たく降りしきる
あなたが濡れて来ないかと気にかかる
店のマッチ棒を高く積み上げてる
いくつ積み上げれば あの人は来るの
外は 速いリズム刻むように
ひとしきり降り続く雨
あなたが濡れて来ないかと気にかかる
傘を数えながら あなたを待っている
冷たく降る雨が 心 湿らせる
作詞・作曲 夢有眠