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友達は全然減って良い

人に嫌われることが怖いと感じるのは,普通のことだ。
大人になれば、いろんな人がいてみんながみんな、役割分担してチームになることを知っているが、
子供のうちには、世界が狭くて気づきにくいだろう。

なぜなら子供のいる世界は、家と学校くらいしか無いからだ。
そこに週一回ほど行くかいかないかの習い事の世界が何個かあるくらいだ。
世界は酷く狭く見える。
その狭い環境で、嫌われたら、ハブられたら、どうやって過ごせばいいのか分からなくなるのは、目に見えている。

しかし、残酷なことにも、幸いなことにも。
嫌いなやつ、合わないやつ、苦手なやつ、仲良くなりたいと思ってたけど、合わなくなってしまうやつ、仲良かったけど離れてしまったやつ。
いろんなやつがいる。

誰からも好かれることは、なかなかに出来ない。
必ずどこかで、この問題にはぶつかる道である。

子供がそんな悩みを持っている時に、親は何ができるだろうか?
見守るだけなのだろうか?

親は子供が迷子になっている時に、手を差し伸べないのがいいのか。ヒントを与えてあげるのがいいのか。手を引っ張ってあげるのがいいのか。

迷いながら生活してる人は多いようだ。


幼少期はみんなで仲良くしようという教えだっただろう。
社会性の中で、みんなと仲良くすることができない、となった時に、
母親や先生からは、みんなで仲良くしようと言われたのに、それができないというジレンマを子どもは抱える。


これは成長の過程で通る通過点だ。
子どもは勇気を持って、合わないやつとは、仲良くしなくてもいいという事を身をもって学ぶ。


子育ては放任で大丈夫の度はすぎて無いだろうか?
必要以上に厳しく叱りつけすぎていないだろうか?


絶えず自問自答しながら、子供に合わせた声かけが出来る親が、どれだけ少ないことか

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