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いい国にしなきゃいけないよなあと、ポルトガルでしみじみ

10月1日

昨日はポルトガルの港町・ポルト。
ドロウ川周辺の歴史地区は世界遺産になっているという。

ヨーロッパの古い都市は、ローマもフィレンツェもそうだけど、街並みが美しい。写真の腕が確かなら、絵葉書みたいな、ポスターみたいな写真がたくさん撮れるはず。

一日歩き回って、主要な見所を一通り押さえたって感じかな。

ポルト大聖堂。残念ながら中の写真撮影は🆖
赤い瓦屋根が印象的な街
ほら、絵葉書みたいな
ほらほら、絵葉書みたいな
んーね⁈  絵葉書みたいなー
川岸にはストリートミュージシャンがちらほら。この2人はサンバ系やジャズ系で、いい感じ

ドロウ川には、ドン・ルイス1世橋という有名な橋がかかっている。
高さは45メートル。
おっそろしいことに、ここは歩いて渡れるのである。
私? 何度も書いてるけど高所恐怖症なんやで。高さ45メートルの吹きさらしの橋を歩けとか、舐めてる?

歩いてるすぐ横にはトラム(路面電車)も通るという
下から見るとこんな感じ。ブルル
歩いて渡るという野蛮人たちと別れて、ワタクシは下の橋をば
橋を渡り切ってから、上の橋の方にダラダラ坂を登り、後ろはセハ・ド、ピラール修道院
こちらはタイル張りで色々な光景を描いた装飾が美しい、サン・ベント駅
少し引いたアングル
ちょっと上野駅を思い出した
ポルトは甘みの強いポルトワインでも有名
街のあちこちで試飲したけど、甘味が強すぎる気がして結局買わなかった


ポルトは、食べ物が美味しかった♡
そういや、カステラもテンプラも、元はポルトガルのものだっけ?

名物のエッグタルト。硬さ・味付けともにしっかり目のカスタードとさっくりタルト生地。写真が暗くてちっとも美味しそうじゃないが、素朴な味で好き
前菜に頼んだチーズとハムの盛り合わせで、6人がお腹いっぱい。生ハムがバカうま。おまけみたいについてきたジャムも、チーズの塩気と妙によく合う
ポルトワイン。まだあまり熟成してないやつ。トロリと濃厚な味で、あまりたくさんは飲めなさそう
ホロ酔いました
タコ、イカなど、軟体系のシーフードもたくさんあった。これは、ローストタコと野菜のオリーブオイル和えみたいなの
調理前のcodfish(タラ)を見せてくれた
ボトリング前の、出来たてワインというのを飲ませてもらう。リンゴジュースみたいでスイスイ飲めるけど、アルコール分も含まれてるんだって


ポルトガルは親日家が多いらしい。
電車に乗ってたら、向かいに座ったおじいちゃんが「日本人? 日本はいい国だねー行ってみたい」と話しかけてきた。
地理がわかんなくて困っていたので、ちゃっかり色々お尋ね。港に帰るのにどの駅で降りればいい?夕飯食べられるとこある?と矢継ぎ早に質問したら、「ついておいで」と一緒に電車を降りてくれた。

「ワシは80歳で、引退してやることもないので、お客さんを案内するのが嬉しいんよ」と、港の方に連れて行ってくれる。「ご飯食べるならここがレストラン街だけど、今日は月曜日だからほとんどの店が定休日だよ」と言いつつ、地元の方と情報交換しながら開いてる店まで連れて行ってくれた。

はー、旅先の親切は身に沁みるね。

本当にありがとう、だけどここで電車降りちゃって大丈夫? とお尋ねしたら、「ハハハ。ワシの家、すぐそこじゃから」とスタスタ歩いて行っちゃった。
なーんだ。ならよかったー。

おじいちゃんが「いい国だね」と言ってくれる私らの国。頑張って、次の世代をになう子どもらに「いい国」をつなげていかなきゃいかんよな。

港から街の中心地までは、トラムで40分ほど
中心街の最寄り、トリンダーデ駅。ターミナル駅のようで、なかなかの賑わい
街角の電話ボックスは、こんなことに
方向を示す道路標識も。キレイな街なんだが、いたずら者がいるらしい
ポルトガルはタイルの装飾が有名。こんな風にタイル張りの家も多い
ポルトでなぜか、まる子に会った
リオの家、っていう意味かな? かわいいタイルの表札
スーパーでは座ってレジ打ちしてた。

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