いい国にしなきゃいけないよなあと、ポルトガルでしみじみ
10月1日
昨日はポルトガルの港町・ポルト。
ドロウ川周辺の歴史地区は世界遺産になっているという。
ヨーロッパの古い都市は、ローマもフィレンツェもそうだけど、街並みが美しい。写真の腕が確かなら、絵葉書みたいな、ポスターみたいな写真がたくさん撮れるはず。
一日歩き回って、主要な見所を一通り押さえたって感じかな。
ドロウ川には、ドン・ルイス1世橋という有名な橋がかかっている。
高さは45メートル。
おっそろしいことに、ここは歩いて渡れるのである。
私? 何度も書いてるけど高所恐怖症なんやで。高さ45メートルの吹きさらしの橋を歩けとか、舐めてる?
ポルトは、食べ物が美味しかった♡
そういや、カステラもテンプラも、元はポルトガルのものだっけ?
ポルトガルは親日家が多いらしい。
電車に乗ってたら、向かいに座ったおじいちゃんが「日本人? 日本はいい国だねー行ってみたい」と話しかけてきた。
地理がわかんなくて困っていたので、ちゃっかり色々お尋ね。港に帰るのにどの駅で降りればいい?夕飯食べられるとこある?と矢継ぎ早に質問したら、「ついておいで」と一緒に電車を降りてくれた。
「ワシは80歳で、引退してやることもないので、お客さんを案内するのが嬉しいんよ」と、港の方に連れて行ってくれる。「ご飯食べるならここがレストラン街だけど、今日は月曜日だからほとんどの店が定休日だよ」と言いつつ、地元の方と情報交換しながら開いてる店まで連れて行ってくれた。
はー、旅先の親切は身に沁みるね。
本当にありがとう、だけどここで電車降りちゃって大丈夫? とお尋ねしたら、「ハハハ。ワシの家、すぐそこじゃから」とスタスタ歩いて行っちゃった。
なーんだ。ならよかったー。
おじいちゃんが「いい国だね」と言ってくれる私らの国。頑張って、次の世代をになう子どもらに「いい国」をつなげていかなきゃいかんよな。