見出し画像

FUJIFILM X-E4 × Nokton 35mm F1.2

最近のカメラメーカー、レンズメーカーは新製品ラッシュで、ファンとしては嬉しい限り。

しかし単焦点レンズ1本が10万円を超えることもしばしば。どこのメーカーも市場規模縮小に伴い、新製品の価格を上げざるを得ないのは仕方ないわけで、、、しかし欲しいのもまた事実。もうこちらとしては10万円では驚かなくなるくらい感覚が麻痺してる。


さて今日はコシナから出たフォクトレンダーNokton F1.2を持ち出してみた。ご存知の方も多いだろうが、マニュアルレンズってやつだ。

画像6

マニュアルレンズはTTArtisan 35mm F1.4に続いて2本目。そうそう、「Artisan」はどう読むんでしょうね?ある人は「アルティザン」、またある人は「アーティザン」と読んでいる。どちらも読み方としては間違いではないようだけど、前者の読み方のほうが割合では多いし、私も前者で覚えてしまっていた。

TTArtisanのレンズについては、また機会があれば触れるとしよう。今回はNoktonについて。

画像2

フォクトレンダーの名称は聞いたことがあるという程度だったし、私が使うのがPENTAXとFUJIFILMだから、そもそも接点がなかった。

しかしコシナがXマウント用を出すって言うものだから、つい釣られてしまった。35mm単焦点ばかり何本も買ってきてしまったけど、それぞれのレンズの写りは確かに違う。違うけど結局、持ち出すときは気分次第。せいぜい雨の日は防滴のレンズにしよう、という程度。あるいは、猫を撮る日はあのレンズにしよう、とか。

あれ?結構、レンズの使い分けの理由ってあるものだ…。

さて上のコスモス。右上に綺麗に弧を描いたフレアだかゴーストだか発生している。逆光のシチュエーションだと、このレンズでは面白いくらいに発生するようだ。ひょっとすると、狙って撮ることが出来るかも知れない。

画像3

多分、開放で撮ったと思う。中心付近のボケは丸で周辺部はレモン型。まぁ、ボケ方なんて、あまり気にしたことはない。

画像4

これも多分、開放。背景がややざわついてる。

画像5

これは昨夜撮った写真。F2.8だったと思う。左側の自動車のヘッドライトを見ると、F2.8ですでに光条がビャーッと派手に出ている。夜スナップが楽しいかも。

画像6

最初、「TTArtisanと何が違うのか?購入を早まったかなぁ。」と思ったけれど、Xマウント用ということで電子接点があることがことのほか使い易く、EXIFデータも残ることが、これほど快適なことだとは思わなかった。

先に書いたTTArtisanのレンズは、F値等は記録されないので、あとで写真の整理をするときが大変。またF1.4で明るいレンズだけれど、Noktonよりもボケは騒がしい気がする。どうこう言っても、値段の差は感じるくらいNoktonのほうがしっとりした写り。

このNokton、購入価格は68000円。悪くはないと思う。唯一、不満があると言えば、X-Pro3には対応しているクセに、所有しているX-Pro2には対応していないこと。いや、X-Pro2でも使えるけれど、EXIFデータは残らない。当然、OVFでも使いにくい。そこが残念。

今どきのミラーレス機であれば、マニュアルは楽。撮るスピードも、それほどユックリにはならない。多少の慣れは必要かも知れないけれど、10万円超のレンズ購入に躊躇する方は、このNoktonはどうだろうか。

画像7


いいなと思ったら応援しよう!