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秋田県秘湯巡り一人旅② 日本秘湯を守る会 岩倉温泉 深い眠りの湯に宿泊 2023.11.11-12


つづき



前回の記事はこちらです!


岩倉温泉
日本秘湯を守る会のお宿です。

一緒に降りた男性は、常連さんみたい。宿帳書かずすぐに案内されて行った。
お部屋は松の間
入口の床のタイル、ピカピカのあずきみたいでかわいい🫘


エアコン暖房が効いててあったか〜い(けどちょっとカビ臭?あったから消した。消したら極寒。つけたら臭い。笑)
部屋の下に川が流れていて、なんか懐かしい感じ〜と思ったら、霊泉寺温泉の遊楽感!
川のせせらぎ、というより轟音って感じ。笑
名入りタオルだ〜♡


部屋菓子
美味しい素朴なクッキー




部屋の目の前はこんな景色。

洗面・トイレは共用
一番奥にお風呂
外にスリッパを脱ぐので、入ってるかどうかがすぐ確認できて良い。


中を覗くとちょうど先客が出るところだった。

秋田市から日帰りで来ているおばちゃん「シャンプーも何も泡立たないから無理に洗わなくて良い。石鹸使うとむしろ洗いすぎちゃう」とのこと。

確かにお宿の方も、ボディソープは置いてないって言ってたな🙄一応持ってきたけど。


お風呂は内湯のみで、24時間いつでも入れる。

うわあ〜!深い眠り得られそう〜!!
(どんな感想)
温度ちょうどいい。どっぷり浸かる。
ちょっとぬるぬるしていてしょっぱい。よく温まる湯。
析出物という名の仮面を付けてる湯口


この湯口のところから男湯側が丸見え。笑

真ん中を区切るガラス壁に、なんとなく裸のシルエットが見えてやだな〜と思ってたけど、慣れたら気にならなくなった。

湯が注がれる音しかしない空間は至福すぎる。

煎じて飲む人いるのかな…いたから書いてるのかな…?シャワーも温泉でした。



部屋に戻って荷物を整理していたら、ふと視界に入ったコイツ…

部屋に置いてあるガムテで仕留める!
慣れっこなので心を無にし、密閉してゴミ箱にポイ!


できればクラフトじゃなくて布のガムテが良いなー。これ全然くっつかないんだもん。結構戦った。




18時から夕ご飯。10分前に部屋に電話が来て、はーい今行きまーすって言いながらもトイレ寄ってから行ったら、女将さんが食事会場の部屋の前にスタンバイしてて、恐らく待たせてしまっていた。

亀の間って名前の部屋だから、元々は客室だったのかな?
個室で食べられて嬉しい😊
お品書きがなく、なにがなんだか…
お野菜、山菜たっぷり。
あと焼き魚と天ぷらがきます〜
メインはきりたんぽ鍋!
きりたんぽ大好き〜
このにおいのある葉っぱ、セリかなぁ?
具沢山でお腹いっぱい。
ご飯はあきたこまち
つやつやむっちり美味い。
虹鱒の塩焼き
まんまるぼってり
熱々身がふっくら!おいしーい!
天ぷらは、左から菊、枝豆、さつまいも、渋川栗
下にいんげんとかぼちゃがいた。
栗の天ぷら、美味すぎる…🌰
漬物、左はズッキーニ、右は糸かぼちゃ
味は奈良漬みたいで、名前の通り糸みたいにほぐれて面白い。
デザートにりんご

なにがなんだか、食べてて分かりましたか?って女将さんに言われ、なにがなんだか分からなかったけどどれも美味しかったです!!!って言ったら笑われた😆

女将さんに聞いて覚えてるものだけ。笑

イタドリの芽が独特な味すぎて、気仙沼で食べたホヤぶりにうっ…ってなっちゃった🤣

みずこぶは、秋田で採れる山菜なんだね。(東北地方なら他でも採れる?)面白い形で、味も美味しかった!


お部屋に帰ったらお布団あった☺️



食休み後、温泉へ。

薄暗い中で入る温泉もまた良き。

名前の通り、21時頃には深い眠りにつきました。



⭐️🌟⭐️



4時半。ぱっちり目覚めた!よく眠れた〜

早いけど、朝風呂しちゃお〜
何度入っても良いねぇ。


8時から朝ごはん!

これまた郷土料理感のあるシンプルメニュー!

味噌汁に独特なイタドリの芽がたっぷり…笑
でも酢の物で食べるよりも、比較的食べやすかったかな?
トマトジュース美味しい🍅
たっぷりあきたこまち✨
茶碗3杯分、完食〜
温玉どーん


昨日一緒に降りた常連さんが、8時10分のバスで帰られる姿を見た。次は11時なんだよね…バス少ないの。
朝ごはんはこんな洋風部屋でいただいた。
鈴蘭みたいな電灯かわいいね。


ロビーにある飲み物。
自由に飲んで良くて、後精算で自己申告制。お酒は飲まなかったけど、ポカリを購入。値段書いてないので山価格かなぁと思っていたら150円だったので自販機価格で良心的だった。


食休みして最後にひとっぷろ!
最後まで独泉だった〜♨️
かわいいこけしちゃん
宿の真ん中にある庭。雨降ってるわぁ。
岩倉温泉で、8個目のスタンプ押印!

チェックアウトは10時だけど、バスは11時発なので女将さんと少しお話し。


女将「(スタンプ帳を見て)よく東北行かれてるみたいね。長野の方も良いって聞くけど、そっちには行かないの?」

私「私は長野出身なので、行くというより帰るって感じで。良さげな秘湯もあるけど、近いから後回しです。笑」

女将「あらそうなの〜?今はお一人なの?うちは東京にいる息子が秋田に帰ってきたいって言うんだけど、嫁を連れて帰ってこいって言ってんの。ただ帰ってこられても私が身の回りの世話しなきゃなんないでしょ😩でも今は、なんだか…時代よねぇ…」

私「うーん、そうですねぇ…」←その時代に当たる人なので何も言えない


日本秘湯を守る会の提灯の写真撮ってもいいですか〜と声をかけてパチリ。
女将「もっとこっちに向けたら?」と少し角度を変えてくれたので、寄りでもう1枚。笑


今は女将さんと旦那さん2人でやっているので、最大で3組までしか予約を取っていないそう。

こちらとしてはお客さん少ない方が、お風呂が混み合わなくていいな〜なんて。


秘湯を守る会のお宿の中では良心的なお値段だし(12000円くらい)、普段は味わえない秋田の郷土料理が楽しめて、お風呂もほぼ独泉状態。アクセスもバスが出てる時点で大変良い。女将さんも優しいし旦那さんも感じ良い。

また行こうかなぁ♨️


つづく



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