ゆめRika♡

キュンキュンしたい❥趣味小説❥気まぐれ更新❥ヘタクソな文章です汗

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最近の記事

先輩の秘密-#4-

「もう少し一緒にいましょうよ」 後ろから優しく抱きしめられながら、低い声が囁く。 思わず頷きそうになってしまうほど、甘い。 そのまま私を膝の上に抱き寄せ、肩に顔を埋めてきた。 「先輩、いい匂い…」 私の首筋に高い鼻を沿わせ、大きく息を吸って匂いを確かめている。彼の黒髪が首にかかってくすぐったい。耳元まで唇が近づいたかと思えば、耳たぶを優しく甘噛みされる。思わず身体が反応したが、私は何も言えずに固まっていた。振り払おうと思えばできるのに、彼の何がそうさせないのか。しばらく外か

    • 先輩の秘密-#3-

      あれから2週間。 朝日からの連絡どころか、顔すら見ていない。 最初の2.3日は少し気になっていたが、今では思い出さなくなるぐらいすっかり元の日常に戻っていた。 やっぱり男子校生なんておバカで気まぐれな生き物だ。少し意識してしまった自分もバカだけど。 そんなことをボーッと考えながら国語の眠たい授業を聞いていたら、LINEの通知がきた。 あいつからだ。 どんなタイミングよ…。 私はLINEを開いた。 朝日《先輩なにしてるんすか?》 私《授業。》 朝日《オレ今保健室。お見

      • 先輩の秘密-#2-

        翌日、私は昼過ぎから学校に向かった。 いつもサボっているわけではないが、たまに気分で遅刻していく。 校庭についた時、ふと屋上を見上げた。 昨日、あんなとこでしちゃったんだ…。 ちょうど私たちが交わった場所は隠れて見えないが、一歩場所を間違えれば下から丸見え。部活動の生徒や先生たちに見られていたらと思うとゾッとするが、それと同時に少し興奮している自分がいた。 教室に入ると、昼休憩だった。 「ももちゃん遅いじゃん!これ、先生が職員室に持ってこいって言ってたよ」 クラスで唯一

        • 先輩の秘密-#1-

          「好きです!」 「ごめん。私、男に興味ないんだ」 放課後、私は初対面の男子生徒に体育館裏に呼ばれた。思い切って気持ちを伝えてきた彼は後輩のようだったが、私にあっけなく振られて撃沈。重い足取りで帰っていく。 今月で告白されるのは5回目だ。男に興味はないと言っていたら告白されないだろうと思いあえて毎回言っている。それでも身の程知らずのチャレンジャーは減らない。 私は彼の背中を見送り、校舎に戻り屋上へ向かった。 いつものように誰もいない屋上。 グランドから部活動に励む学生た

          ハジマリのモノガタリ

          はじめまして、ゆめRika♡です。 趣味は妄想。特技も妄想。 こだわり強めの自称エロのカリスマです。 著者自身、数多の恋愛をしてきました。 恋愛研究もセクス研究も大好きです。 が!妄想が一番大好きです。 妄想しすぎて小説を書くまでに至りました。 毎日のお共に←していただけたら幸いです。 あと。 昔から、男性向けラブ動画(なうっぽく言い換えました)に納得がいかなくて いつか自分で女性向けの最っ高の ラブ動画作ってやろうと思っています。(野望) 脳が溶けるようなトキメキ

          ハジマリのモノガタリ