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抗老化Ⅲ 〜究極の課題を栄養面から〜
抗老化も早、3回目。
今回の内容はざっくりこのような形です。
まずはおさらいから。
はじめに、頭に留めておきたいことです。
世界的に有名な科学者で
主に老化の原因と若返りの方法に関する研究で知られている
ハーバード大学医学大学院教授でもあるデビッド・A・シンクレアが
こう述べています。
つまり、巷でいわれている様々な抗老化に関する情報というのは、
あまりにも時期尚早であるということも理解して
情報の取捨選択をすべきであるということです。
では、初めましょう。
1.老化とは
そもそも老化とは何か?
生物は刻一刻と加齢し、老化するものですよね。
人には生まれてから亡くなるまで、常に何かしらの変化が起き続けています。
ある時まではそれを“成長”と呼び
人として成人し、成熟期を迎えると、
そこから先は“老化”と呼ばれるようになります。
勿論、これは誰にでも起こる変化ですが、
大きなポイントになるのはそのスピードです。
なぜなら、ココには非常に個人差があるからです。
遺伝的な要因や外界からのストレスに対し、
適応力が低下することで起こる変化だと考えられています。
生物学者のストレーラーは
老化現象に共通する4つの原則を以下のように提唱しています。
【普遍性】
老化はスピードの差はあっても、生あるもの全てに共通して必ず起きる。
【内在性】
老化は誕生や成長と同様に、個体に内在するものによってもたらされる。
【有害性】
機能低下は老化現象の最も特徴とするものの一つである。
老化によって生じる現象は生物にとって有害なものがほとんどである。
【進行性】
老化は突発的に起きるものではなく、普通のプロセスによって生じる。
老化は不可逆性であり、一度起きると戻ることはない。
ただ、進行性に関しては個人的に一概に言い切れないと思っています。
なぜなら現代人は実年齢以上に老化が進みやすい生活環境下にいるため、
生活環境と生活習慣を変えることによって
進みすぎた老化は可逆すると思っているからです。
そして、その老化現象として例を挙げると、
加齢ととも様々な変化、機能低下が見られますよね。
また、老年疾患・老人病には、
骨粗鬆症、認知症、動脈硬化性疾患などがあります。
いくら環境条件などを整えたとしても
このような生理機能の低下は当たり前のように起き
誕生以来一定期間以内に死に至る“寿命”というものが存在しています。
そんな、目にも見えてはっきり存在を確認できる老化ですが、
実は、動物個体の老化の原因というのは、はっきりとは解明されておらず、
老化の原因に関する仮説(老化仮説)がいくつも存在します。
つまり、現段階ではあれもこれも考えられる。という状態ですね。
また、日本抗加齢医学会では、老化の原因をこのように挙げています。
では、老化というものは、体にどのような影響を及ぼすのかということですが、
器官系ではこのように挙げられます。
では、老化はいつから始まるのでしょうか。
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