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劇場版名探偵コナン「瞳の中の暗殺者」レビュー

劇場版コナン4作目、「瞳の中の暗殺者」を久しぶりに鑑賞した。
これがもう2000年の映画とのことで、もう23年も前である。

もう何度も見ているので犯人は覚えているが細かなエピソードは抜け落ちているのでいくらか新鮮な気持ちで楽しめた。子供時代にこの映画を見たとき、犯人が衝撃的すぎて、人って信用できないんだなと幼心に思ったことを覚えている。

今作の見どころは何といっても、蘭を思うコナンの気持ちの強さが表れているところじゃないだろうか。"世界中の誰よりも好き"な蘭のためなら何でもするコナンを見て、蘭に少しの嫉妬を覚えるほどである。

他にも蘭と園子の友情や、蘭を取り巻くあたたかな人間関係に目頭が熱くなった。
こんなに想ってくれている人がいる蘭は本当に幸せ者だ。自分にはそんな人たちはいるだろうか?

電話ボックスが出てきたり、小五郎の声が前任の方だったり、ド派手なアクションシーンがなかったりと、今とは時代が違うなと感じる点も多々あった。
しかし20年経っても色褪せない劇場版コナン作品。
次は何を観ようかなとワクワクした気持ちにさせてくれる。

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