大きいマフラーが億劫。 暑くなったな、いやまだ寒いかも、と迷うのも億劫。 やっぱり暑いか、と手に持つのも億劫。 他の荷物と合わせてどうやって持ったらいいのかわからなくなるから、億劫。 トイレの個室内に、ベンチの上に、すぐにおいてきてしまうポイントがたくさんあって億劫(チェックしてからその場を立ち去るようになった)。 大きなマフラーを付けたバージョンの「今日」を想像することが億劫。 ひとことで片付ければ、まあただのめんどくさがりだ。 たくさんの項目が押し寄せてくると、私はパン
好きな食べ物、なに? 私が恐れている質問のひとつ。 だいたいみんな、3秒ほど考えた後に、おすし、とか親子丼、とか、一つに絞って答えることができる。 会社の先輩など、死ぬ前に牛タン食べられたらそれでいい、と言ってのけた。 死ぬ前に、最後、なに食べたい? これは、好きな食べ物なに?よりも恐れている質問だ。 そんなの、そんなの決められるわけがない。 みんなはいつどうやって、そんな重大な質問の回答を用意してるんだろうか。 大抵の大人は、大抵のものを美味しく食べられるものだ
ついに電車にのった。 めざすは大阪港。フェリーさんふらわあが大阪港を出るのは19時頃。 しかしネットで情報収集するところによると、17時頃には、一番下の等級フロアに自分の好きな寝床を取っておいた方がよいとのことで、 自分にしちゃ珍しく、さっさと家をでることに成功した。 JRから地下鉄を乗り継ぎ、最終的に、普段なじみのない大阪メトロの中央線、通称「ニュートラム」の「コスモタウン行き」に乗った。 モノレールのように地上から離された橋げたのような道の上に線路が敷かれている。
卒業旅行と称した旅行には、2回行った。 1回目は別府、 2回目は隠岐島。 まずは別府、別府には、なんで行ったんだったっけ。 とにかくさんふらわあに乗りたかったような気がする。 絵にかいたような旅をしたかったような気がする。 九州に行って見たかったんだったような気がする。 船という、ちんたら遅い乗り物で九州にいく。というアナログな感じを求めていたんだろう。 私は、旅にとにかくダサい恰好をしていきたい。 逆にダサい恰好をしていけない先は、旅じゃなくて旅行、用意された観
お金がない。 でも旅行に行きたい。 このような場合、どうすればよいのでしょうか。 旅行を諦める? それは残念ながら不可能です。 旅行に行くというのは大前提、必須条件。 それでは、どうするか? 答えはひとつ。 ない金で旅行にいく。これしかありません。 てなわけで、クレジットカードという現代人の弱みに付け込んだ悪の産物を大五段活用し、「今しかできない経験」の名の下、私は旅路に出ることに。 しかし、 威勢がよかったのも束の間。 いつもの「一抹の迷い」が私を襲った。 本
私はいわゆるインドア派で、フッ重で、休日の定番の過ごし方はどんな休日にするか考えること、みたいな、目も当てられないほど怠惰なやつだ。 歳をとるにつれ(まだ24歳なんだけども)、直感的に行動できなくなってしまった。 そんな自分に危機感を抱いて、ふと衝動的に、自分に対して半ば強制的に、なにかしらの計画を決行することがある。 それはいつもは買わないような本を買うことだったり、サイクリングだったり、旅行だったりする。 と、ここまでは前談で、 今回は、そんな感じで旅行にでかけた
以前、 晴天の日のプレッシャーがすごい、 でもそれを克服しましたみたいな話をアップしたけど、、 やっぱり全然だめだ ゲームすらもやる気が起こらなくなって、 ひたすら天井を見てると気持ちがどんどん暗くなって、 それをどうにかするために外に出ようとするけど 鏡の前に立つとまた気持ちが暗くなって、 家にいた方がワンコも喜ぶかな、いやいやどうでもいいはずか とか 色々悩み始めて どんよりどんより ほんとに天井みてる時間が一番楽 明日から梅雨入りとのこと 最後に晴れた空を、
気が付いたんやが、 いま、いちばん幸せかもしれない。 人間関係に苦しみ、 人に対して自然に振舞えなくて、 好きなことも突き詰められず、 やりたくない仕事をやり、 外見もかわいくない自分で、 みたいな大人になるんだと、 昔の自分は本当に思っていた節がありました。 ところが意外な方向に人生が進んでいます。 まずは人間関係に関して、 たくさん友達がいるよりも、深く仲良くできる大切な人が数人いることの方が素晴らしいから、と大人に言われ、きっとそうなんだと信じる傍ら、 「まあ
たんすの引き出しの、 一段目と二段目を交換しました。 正確には、2年ぶりに元に戻したのでした。 元二段目にはTシャツをはじめとする服全般を、 元一段目には下着類を仕舞い込んでいた。 それを改めました。 以前は、今回の改め後と同じスタイルだった。 一番上に服全般で、その下が下着。 服を選ぶのに頭を悩ませるたのしみがあったから、そのほうが都合がよかった。 前に交換したのは2年ほど前だった、たぶん。 4回生のはじめごろ。 服を選ぶ、買うことがめんどくさくなったので、パンツとか
心に夜がやってくると、 一生朝が来ないような気がする。 そんなときって、 どんな歌もウソに聞こえるし、 なにを食べてもおいしくないし、 じっさいに胃の閉塞感がするし、 悩み相談した相手が楽しそうに笑っていると、なんだ、結局そうなのかよと思うし、 友達と笑い合ってる人をみると恨めしく思うし、 ドラマや映画の中で苦しんでいる演技をしている俳優を見ると、ウソなクセに、穏便な日常の中でわざわざそんなことしてバカにすんなと思うし、 別人に生まれたかったと思うし、 犬に生まれたかったと
この文章は、 大学を卒業してから就職活動をはじめたものの、 えっちらおっちら、どこにたどり着くのかも分からずに漂流していた、 2022年07月02日に書いた日記を手直ししたもの。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー POPEYEの「20歳の時、何してた?」特集号を、2冊もっている。 これは、いろーんなジャンルの著名人を集結させ、 タイトルのとおり、20歳のときになにをしていたか、とか、それが今にどうつながっているのか、などなどインタビューしたも
大切な同期へ。 最初に、 ここでは同期呼ばわりするけど、それは便宜上です。ほんとはもっと1人の人間として、とても大切に思ってる。 冷笑しないこと。 それは私にとってもめっちゃ大事なことなんです。とてもわかります。 わかる、わかるよ、って、あんまり多用したくないしすべきじゃ無いんだろうけど。 あなたになら、わかるよ、って言いたいし、言ってあげたい。きっとわかり合えるはずだと願いを込めていう。わかる、と。 その冷笑って、 真っ向から鼻で笑ってくるみたいな、冷たい態度のことだ
大学のときは全然ハマらなかったのに、 最近本格的にお酒が好きです そして、一度好きになったお酒に関しては、その余計なものを省いてどんどん原液に近いものを摂取しようと思い始めることがわかりました 大学のときは無理すぎたウイスキーも、そらショットで飲むからだめだったんだということらしく 最近やっとハイボールが飲めるようになり、 むしろおいしいと思うようになって 今度はウイスキーミルクがおいしく飲めてしまって 最終的には、その中にあるウイスキーそのものの味に対する抵抗がそこまで
ワクチンの2回目を昨日、打ってきた。 期待を大幅に超える副作用。 高熱にうなされ、あぁインフルってこんな感じだったな、数年間味わってなかった苦痛が一気に降りかかってるんだろうな、 と思いながら唸り声をあげていた深夜0時。 わたしのからだはわりと屈強な方なので、そうそう風邪もひかないし、人生最大の病といえば中耳炎と虫歯くらい。 虫歯になった時の話だが、 近頃の(近頃の歯医者しか知らんが)歯医者は患者を「お客」として丁重に扱ってくれる。 こちらが痛そうな素振りを見せては、ご
「世界音痴」とは、ほんとによく言い得たことばだとおもう キャッチコピー的だと思う キャッチコピーとは、世の中のひとたちがなんとなく共通で抱えているモヤモヤを表現するためにひとつのことばを与え、「そうだ、自分が思っていたのはそれだ」と気づかせる役割をもっているものだ って習ったんだが まさにそういうことばだと思った タイトルを見た瞬間、穂村弘という人間を少し理解できたとおもった てなわけで、 歌人・穂村弘の「世界音痴」というエッセイ本がだいすきだ 歌人として成功していなが
本日、 そんな有意義プレッシャーの苦しみをちょっと軽減するアイデアをみつけた いつかの青空デーの「有意義」のために、何か行動するってこと 私の部屋にはベランダがある 北側ベランダだし、2畳ほどしかないし、家が2階なので、外から見る場所によっちゃ丸見えな感じではあるんだが ここを自室の一環として使えるようにすれば、ふつうに部屋としてもグレードアップするし 来たる青空の日の過ごしかたを改善・重圧対策にもなると思った 何より、いつかの「よいひと時」のためにいま動くっていうこと