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マスク1枚で

こんにちは、まりなです。

今日はふと思い出した出来事を書きたいと思います。

確か、今年の3月下旬か4月上旬のこと。

コロナ真っ只中、
私の会社も4月よりテレワークになったのを覚えています。

色々な情報が回ってきて"混乱"しながら暮らし、
日に日に増えていく感染者に怯え

マスクがあっという間に"品切れ"に。

それまでは

”マスクをするのと風邪をひいた気がしてしまう”ので、

冬でも予防のためにつけることもなく

インフルエンザなどになった時のみ”嫌々つける”くらいでした。

そして、

基本的に”使い捨て”のマスク

洗って使いまわせる布タイプ小学校の給食当番の時以来使った事はなかったです。

こんなにマスク高値で転売されたり、
連日品切れになるなんて事、
想像できなかったです。



10月の今は薬局でマスクも手に入るようになり、
街中マスクで溢れるくらいですが、

3月4月は、"地震があったときにコンビニから食料品が無くなる"のと同じように
"マスクがどこにも無かった"のを鮮明に覚えています。

そんな中、
とても仲の良い友人が誕生日だったので、
近所のカフェに行きました。
カフェに向かっているときも話はコロナの事ばかり。
友人は、

開店前からマスクを買うために薬局に並んでやっと買えた」と言っていました。


楽しい時間を過ごし、
カフェから出て帰宅しようと駅に向かっているとき
友人が"カフェにマスクを置いてきてた"事に気づきました。

「カフェを出てから少し歩いていたし、
取って置いてもらえてるかわからない」
使い捨てのマスクを取りに戻るのも、、、
という感じでした。

友人は予備のマスクも持っていない状況でした。
ショックが大きいのと、
帰りの電車も乗れないと困ってしまいました。

私がたまたま使い捨てマスクを何枚か持っていたのを思い出し
友人に"1枚渡す"と、

「いいの?大丈夫?本当にありがとう
"貴重なマスク"もらってしまいごめんね
本当にありがとう。」

と言われました。

避難所で分け合う食料
"この先手に入るかわからない不安"の中で
生き延びるための大切な"命綱"。



それと同じように
この先手に入るかわからないもの、
そして目に見えないウイルスと戦う命綱。

"一枚のマスクでとても感謝された"のを
覚えています。

今日はふとあの時、
熱い友情・助け合いの気持ちを感じたのを思い出し書かせて頂きました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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