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7/22(金)13:30~ イベント出演のお知らせ

みなさん、こんばんは。今回は告知です。
7/22(金)13:30~「宇治ボランティア活動センター」「NPO法人京都南部の精神保健福祉を進める会・かわせみ」主催によるヒューマンライブラリーに司書として出演します。

詳細
日時:7月 22日(金) 午後 13時30分~15時
場所:宇治市総合福祉会館 2階 207号室
内容:LGBT/精神障害/発達障害というテーマで場所を区切り、少人数で話を聞いた後、感想会で交流します
問合せ先:宇治ボランティア活動センター
 (宇治市社会福祉協議会内・宇治市宇治琵琶45 )
 電話 090-9878-5231
協力:立命館宇治中学校・高等学校(杉浦真理先生)
運営協力:にじいろプロジェクト/エイブル・パフォーマンス集団「ガラ(柄)」



ヒューマンライブラリーってなに

初めてヒューマンライブラリーと聞くと、「人の図書館?どういうこと?」となると思います。わたしは最初は「図書館」すら頭に出てこなかったです。

ヒューマンライブラリーとは、人を本に見立てて、その人(本)から話を聞き、いろんなことを知ったり、本である人と対話したりするイベントを指します。

発祥は、2000年にデンマークのロックフェスティバルの中の一つの催し物として開催されたことに由来しています。従って、偏見や差別に特段関心のある人々に向けて開催されたわけでなく、彼らの日常的な好奇心に誘いかけて実施されたことに大きな意味があります。

東京ヒューマンライブラリー協会
https://www.tokyo-humanlibrary.com/about

よくあるのは、本である人を2,3名お呼びし、来てくれたみなさんの前でお話ししてもらった後に質疑応答するというもの。テーマはいろんなものがありますが、わたしが関わったことのあるものだと「LGBTQ」「自分史」「いじめ」などになります。

いろんな人の話を聞くことで、本を読んでいくかのような体験をする。それがヒューマンライブラリーです。

ヒューマンライブラリーの「司書」ってなに

次はわたしがやる「司書」についてです。今回、司書に抜擢されてから初めてそういったポジションがあることを知りました。
司書は本である人を聞き手に紹介したり、タイムキーパーや聞き手と語り手の橋渡しなどの役割を担います。そういったことを知らずに受けてしまったので、後になって「大変そう…」と思いました。

今回のヒューマンライブラリーはテーマごとに分かれていて、そのテーマに
本と司書の二人がおり、来てくれた人たちに話していくというかたちです。なので少人数になりやすく、聞き手と語り手の距離感が近いヒューマンライブラリーとなりそうです。

そのため、話を聞いている中で聞き手から質問があれば、わたしが「質問どうぞ」と場を仕切っていくことになります。聞き手と語り手の潤滑油のような役割を果たすのが司書なのです。

今回はどんなテーマで話すの

先ほども書いたように今回は三つのテーマ、それぞれに分かれてヒューマンライブラリーを行います。更にその後、全体の感想会で交流をします。今回のテーマは「LGBT」「発達障害」「精神障害」です。
わたしは「LGBT」のところで司書をします。なので、この記事では「LGBT」について書きたいと思います。

「LGBT」ってなに

LGBTとは様々な性的マイノリティのうち、代表的な「レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー」の4つの頭文字をとった総称です。現在、性的マイノリティの中でも狭い範囲を示しているこの言葉の使用をやめ、「SOGI」や「LGBTQ+(プラス)」という言葉を使おうとする動きもあります。

LGBTの意味とは? ミライロ通信
https://www.mirairo.co.jp/blog/post-20201009

恐らく知っている方もおおいのではないかと思ったのですが、一応、引用しました。引用にある通り、「LGBT」よりも更に広義な意味合いの言葉に置き換えていく流れが最近起こっています。

誰が本として話すの

わたしが司書をさせていただくテーマの「LGBT」では、本である人をひとり設定して、その方から主にお話を聞きます。今回、わたしと一緒に出てくださるのは藤井さんです。

藤井 航さん
トランスジェンダーFTM、ヘテロセクシャル。公認心理士。LGBTについての講演などを行う。神戸の社会福祉施設の主事も務める。

今回のおすすめポイント

「LGBT」という言葉は聞き慣れていても、実際に周りにいるという方は少ないのではないでしょうか?そういう方にとってもぜひ来ていただきたいイベントです。

今回はトランスジェンダーである藤井さんがお話ししてくれるということで、性自認や今の状態になるまでの葛藤など、トランスジェンダーFTMだからこそ話せることがあります。
「好きになる相手の性」や「自分は男なのか女なのか」などの悩みをぶつけてみるのもいいでしょうし、何となく気になるから聞いてみようくらいの気持ちでも嬉しいです。

トランスジェンダーとして生きることとは、どういうことなのか。そういったことを知る機会として、近い距離感で聞けるのは貴重だと思います。ただ聞くことも、質問を投げることもできるような距離感で進めていけたらと思っているので、質問してみたい方もぜひお越しください。

市川ゆめは話さないの?

わたしの話は藤井さんへの質問のときや、聞き手と繋げるときなどに挟んでいけたらなぁと目論んでいます笑

しかし、基本は司書という立場なので、藤井さんのお話を軸に聞き手のみなさまが聞きやすいように努力したいと思います。もし、わたしに質問があればそれはそれでお答えしますので、ぜひ実際に会って質問ください!

いろんな方にお会いできるのを楽しみにしております。

「LGBT」だけじゃない

当日は「精神障害」「発達障害」についてのお話もあります。両方とも当事者の方がお話しされ、それぞれに司書がいます。「LGBT」だけのイベントではないという点も大きなポイントだと思っています。最後に全体で感想を共有するので、それぞれでどんなヒューマンライブラリーが行われたのか、どんな質問があったのか、どんな感想を持ったのかなどを知ることができます。

「LGBT」のヒューマンライブラリーに来て、「発達障害」や「精神障害」についても聞く機会があるというのは珍しいのではないでしょうか。

ぜひ視野を広げたり、思考を深めたりする体験をしてみてください。そういった時間になるように、わたしは努力します。

ぜひご来場ください

ヒューマンライブラリーについて質問があれは、問い合わせ先(宇治ボランティア活動センター 宇治市社会福祉協議会内・宇治市宇治琵琶45 電話 090-9878-5231)にご連絡ください。わたしが答えられることはあまりないと思いますので。

できるだけ参加して良かったと思ってもらえるような空間作りをしていきます。みなさまに会えるのを心よりお待ちしております。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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夢乃くらげ
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