思ったこと


「暴力と不平等の人類史」を読んで思ったこと

最近こんな本を読みはじめまして、枕にするのもちょうどいいくらいの厚み。私のおばーちゃんが生前いつも厚い本を枕に、死んだように眠っておりまして、いつも私が小さいころ「ばーちゃん、いきてる?」と、確かめておりまして「大丈夫だよ、生きてるよ」といつも大笑いされておりました。

「死んでもお化けになって出てこないでね、約束してくれる?」
「あ~約束するよ~」などと会話していたのを思い出してしまいました。

あーあの頃は、純粋な心だったのに、どーしてこんな人間になってしまったのか?おばーちゃんに申し分けない。笑

どうでもいい話はさておいて、、、。

この本、平等と不平等を貧富の格差をある指標に置き換え、かなり太古の歴史から現代にいたるまでの歴史から、大量のデータをもとに格差を調べ、どうして貧富の格差ができてしまったのか、またどうして格差が解消したのか、また解消の度合いはどのような指標レベルなのか、どのように平等になっていったのかを事細かく書いてあります。

貧富の格差の解消に甚大に影響を与えた世界的規模の事変にスポットライトを当て紐解いていくという流れでした。

世界的規模の事変には、題名にもある暴力つまり戦争、そして革命、崩壊、疫病の4項目に区分けし、更に詳しく分析しておりました。

この辺りで、私のちっちゃな脳みそは溶けてしまい、しばらく再度固まるまで少し休ませなければなりません。

しかしながら、現在の社会情勢を見ていますと、戦争、疫病と、あとは革命と崩壊?歴史は繰り返すとも言われる方もいらっしゃいます。

この本で言うところの、貧富の差を平等にしようとする流れが今まさに起きようとしている、と言うよりすでに起こっているのかもしれないと思ってしまいました。

難しいので、漢字のところを飛ばしてひらがなだけで読んでおりましたので、もう少しちゃんと読みなおそうと思います。

本を読んだじゃねー、本を見たに見出し変えろと言われそうですね。

世の中の見方が激変する本でございました。

世界が平和でありますように。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?