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あなたの願いを叶えてくれる人

あなたの願いを叶えてくれる人は何処にいる?

ひとは皆、この世に生まれてから終わるまで、ずーっと、自分の願いを叶えながら、生きている。

牛でも、馬でも、産まれたての赤ちゃんは、脚をプルプルさせながらも立ち、歩いて、お母さんのおっぱいまでたどり着く。
人間の赤ん坊は、いくら賢い親から生まれたとしても、自分で歩けない。

ただ泣く。

その泣き声を聞いた大人が、

「よし、よし、お腹がすいたんだねー」とか、「お尻が濡れて気持ち悪かったねー」とか、「眠いんだねー」とか、抱っこして、その子が求めているものを推し量りながら、その子の願いを探り当て願いを叶えてくれるシステムになっている。

つまり、この段階であなたの望みを満たしてくれるのは、間違いなく、周りの大人達で、あなたの外側にいる

そして、ちょっと大きくなって、言葉が喋れるようになっても、子どもの間は、何らかの形で、あなたの願いに誰か他の人、特に大人たちが関与する。

その中で、時に叶わなかったり、満たされなかったり、我慢したり、周りと折り合いをつけることも覚えるかもしれないけれど、

ひとは、何とか、湧き上がる願いを叶えようとする。

ここで、「願い」という日本語は適切ではないかもしれない。
生を受けた瞬間から、生きる為に、突き上げてくるもの、つまり、「欲求」と呼ぶべきだろう。


マズローの5段階欲求説ー超えていけ、そこをー


アブラハム・マズローという人がいる。
5段階欲求説を約50年前に提唱した米国の心理学者だ。
拙い手書きで失礼だが、ちょっと、ご覧頂きたい。

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5段階と言っておいて、6段階あるじゃん!とお気づきだろうか?

看護学校に通っていた約13年前は、間違いなく、5段階で教科書に載っていた。

マズローという人は、晩年になって、6番目の「自己超越」という欲求を提唱したそうだ。

数年前、6番目の欲求が追加されていると知り、
「そうだよねー、そこまで行きたいよねー」と、自分の人生と重ね、
「すごい!私も超えていきたい!」と感じたことを覚えている。

そして、つい先日、仕事で「自己決定支援」について、調べものをしていたら、また、このマズローさんが写真付きでネットにでてきて、

「あらーまた、お会いしましたね」と、

失礼ながら、近所の叔父さんと同じ扱いで挨拶してしまった。

そして、何故か、拓郎さんの、若かりし頃の、ちょっと尖った感じの歌声を思い出し、懐かしい歌の一節が、しばらく頭の中に流れていた。

超えていけ そこを
超えていけ それを
今はまだ 人生を
人生を語らず


吉田拓郎さんにまで話が飛んでしまう脳内コミュニケーション。


あなたの中の子ども、親、大人


マズローさんは、
人間は、そもそも生まれてすぐから、生きるための欲求(食べたい、眠りたい等)が土台としてあり、

そこが満たされると、段階的に欲求(安心安全でいたい、愛され受け入れられたい、認められたい等)を叶えながら、

自己実現(あるべき自己でありたい)へ向けて

たえず成長していく生き物だと言っている。

そして、さらに、「自己を超えていくことも可能だ」という境地に達し、自己超越という言葉を遺しこの世を去ったのだ。

冒頭で書いたが、その欲求を叶えてくれる人は、赤ん坊の時は、紛れもなく、周りの大人達だったと思う。

そして、今、この文章を読んでくれている皆さん、
大人になったあなたの願いをきいて、叶えてくれるひとは誰だろう?

それは、いうまでもなく、あなた自身

誰かに「助けてー」と言って、誰か他の人に願いを叶えて貰ったとしても、
そもそも、助けを求めた時点で、自分で自分を助ける行動を起こし、結果として、願いを叶えていることになる。
で、やっぱり、あなた自身という答えになる。


つまり、あなたの願いを叶えてくれる人は、あなたの中にいる

人は成長するにつれて、
自分で自分の願いを叶える事を練習していくけど、

「〇〇したい」という欲求を何とか満たしたくても、上手くいかない時もあるし、挫折もある。

そこから学んで、また挑戦して、願いを具現化する喜びを知る。

そんな時、あなたの中には、「〇〇したい」と叫ぶ子どもみたいな人と、
「よしよし、大丈夫、きっとできるよー」とか、逆に、「そんなこと叶うわけない、夢ばかり追うのはやめなさい」とか言う親みたいな人がいるはず。
さらに、見ていくと、もう1人、知性と経験、客観性を備えたアドバイザー的な大人のあなたもいるはず。
「そういう時はまずこうしたらいいよ」なんて行動計画をたててくれる。

自分の中のこの3人が話し合って、人は決断し、行動し、自分の願いを叶えていく。

あなたの中のアワとサヌキ

そして、先日受けたホロスコープの講座では、初日に、アワ(女性性)とサヌキ(男性性)という言葉を学んだ。

アワは、柔らかい、文字通り、泡のイメージ。サヌキは、決断実行していく、強くて硬い刀のイメージ。

あなたが男性でも女性でも、あなたの中にはアワとサヌキが存在する。

アワの願いをサヌキが叶えるという考え方は、シンプルだけど、深くて、かっこいい!

アワとサヌキは、今から約13000年前に、東アジア一帯で発達した、言霊を元にした宇宙物理学、カタカムナの言葉だそうだ。

1万3千年!!ちょっと震えて、オウawe体験

ふわふわした泡みたいな願いや祈りをサヌキが受け取って、強く、まっすぐ、すばやく行動し、具現化していく。日本にずーっと昔からある考え方に感銘しつつ、初めて聞いたのに、実は、DNAレベルで、もともと知っていたような不思議な感覚。オウ体験、再び

交流分析にしろ、カタカムナにしろ、どちらにも共通している事は、自分の中での会話、コミュニケーション、自分の中との繋がりだと思う。
いかに、深く、太く繋がれるか?そこが鍵ではないかと感じた今年の夏。


土台の話

さて、マズローさんに戻ると、
全ての土台は、生理的欲求
ここをしっかり整えておかないと、いくら、上に行きたくても、グラグラしちゃって、進めない。

ご飯、食べてますか?
ちゃんと寝てますか?
トイレに行きたい時に我慢してませんか?
心地よい身じたくできてますか?

と、ここまで書いて、自分を振り返り、
夕方ソファで寝落ちする最近の習慣を思い出す。

思い切り棚上げ状態の私。反省。

ここが、適切に満たされたら、
次は、自分で自分を認める。
自分で自分を安心させる。
自分を愛で満たす。
自分らしくありながら、さらに、周りの人と繋がっていく。
助けを借りたり、協力し合っていく。
そして、超えていく

「あなたは何がしたい?」「本当はどうしたい?」と自らに問いながら、自分の中の、子ども大人アワサヌキ…いろんな人と脳内会議をして、超えていける気がしている。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

外で鈴虫が鳴いてます。
もうすぐ、9月。もうすぐ、夏が終わりますね。

今は太陽がおとめ座に入ったおとめ座シーズン。願いや夢を具現化していくことがテーマ。
そして、明日8月30日は、双子座下弦の月。あらたな具体的一歩を踏み出す時。

詳しくは、栫絵里さんの動画をどうぞ!
何故か、投稿直前、タイムリーに、この動画が飛び込んできました。


それから、前述した交流分析については、
姉ブログにも、少し紹介しています。興味がある方はのぞいてみて下さい。


では、また!

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