日記|普通の日々
実に正しい。
正しい箱の使い方だ。
みかんを箱で買った覚えはないのに、
なぜかみかん箱がうちにある。
素晴らしいことだ。
箱の中の箱。
キングオブ•ザ•箱。
それがみかん箱だ。
そこに収まる君はとても正しい。
そしてこれも正しい。
正しい使い方だ。
今日日、箱と言ったらこれだろう。
かわいい花を発見!
自転車をとめて見上げる。
どうやらザクロの花らしい。
知らなかったよ、
こんなところにザクロの木があったなんて。
花が終わって実になるのはいつ頃だろう?
食べられるのかな。
草生え過ぎ!!
友達が迎えに来た。
青い車で。
何年ぶりに会うだろう。
ほんとに海に来た。
今日は風があって気持ちいい。
“おいてきた何か”は特に見当たらなかったけど、久しぶりの普通じゃない日にココロオドル。
ちょっと晴れ間が出てきて暑い。
日影に移動してわらび餅を食べる。
保冷バッグに入れて来てくれたから、ちゃんと冷たくて、むちっとして美味しかった。
「またちょこちょこ出かけよ!」
友達がそう言ってくれた。
次は滝を見に行こうと。
3月の始めくらいから、いろんな出来事が続いて、普通の日々が少し慌ただしくなった。
今月の終わりには、また新たに未知の生活が始まる。
少し不安で少し負担。
少しじゃないかも。
ココロツマル時もあるけれど、でもそのうちそれも、普通の日々になっていくのだろう。
猫との暮らしや、木々や花を見る毎日に、これからは友達とのちょこっとお出かけも加わりそうだ。
『会いたい人には会いたい時に会っておけ』
そんな本を読んだんだって。
だから会いに来てくれた。
嬉しかったな。
新たな生活を受け入れて行く、行こう、行けるかな。
一日一日を積み重ねて行けばいい。
きっとそういうことだろう。
ゆっくり行けばいい。
そう、ゆっくりゆっくり……。
ゆっく…
こ、これは早急じゃない?!