日記｜10月になった

10月になった。
数年ぶりに、自治会の班長さんの順番が回ってきた。
早速、会費を集めに行かなくてはならない。

自治会にはいくつもの小さな班があって。
うちは13班。全部で何班あるのか未だに知らない。
だいたい歩いて全部回れる。
自治会に入ってないお宅もあるから、そんないっぱい回るわけでもない。

夕方涼しくなってから集金に回る。　　

「こんにちはー！13班のとらふぐでーす！」

班名を名乗るのは大切だ。警戒心が一気に解かれる。

今回は在宅の人が多く、スムースに集金できている。
あとはお仕事されてる人のところが数件。時間をあらためてまた行こう。

自治会はめんどうだなとも思うけど、小さな班の人たち同士、なにかあった時には助け合いたいものだ。ご高齢のお一人暮らしの方も多い。
ご近所同士、お互いの顔を知っているって大切だよな、と思う。

数年に一度だから、なにが驚くって、伺った先の子どもさんが大きくなっていること。
よそんちの子とゴーヤは育つのが早いばい！(by 博多華丸)

集金を終えて帰ってくると、玄関先で夫がタバコを吸っていた。

「自治会費の集金行ってきた！」

「あーー」ぷか〜

のんきなもんだ。

なにげに一緒に家に入る。

「じーちゃんばーちゃんは元気なんか？」

わたしの両親のこと。実家には歩いて5分で行ける。

「たまにはゆっくり泊まってこい」

だから歩いて5分。いつでも会える。

あ……。

夫は今夜、仕事が休みだ。
追いやられようとしている。実家に追いやられようとしている。

「たまにはパパも、じーちゃんばーちゃんちでゆっくりすればいいやん！」

一人の夜を過ごしたいのはお互い様だぜダーリン。

【追記】
夫ちゃん。わたしのスカートをめくるのはやめてほしい。
小学生か！

※ せっかく10月なんで、何かしら投稿したく、なんてこたない日記を書いてみました。

　　　　　　　　　　　　　　終わり