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薬は副作用がでる場合もある。
脳出血の原因。ひとつにしぼるのは難しいですが、私の場合、無月経治療のために服用していた低容量ピルの副作用ということでした。
まず脳出血のいちばんの原因はというと高血圧が圧倒的に多いそうです。
長年にわたる高血圧・動脈硬化によって脳の中の血管が破れ出血した状態です。
長年の生活の乱れが原因になるとも言われています。
溢れ出た血液で脳が圧迫されるため、泣けるほどの頭痛、吐き気、頭の中が腫れているような 脳が熱いような感覚、グラグラするなどの症状がでました。
手術するほどではないとのことで、血が吸収されるのを待つことになりました。
さて、低容量ピルの副作用ですが 当時 私はルナベルという低容量ピルを飲んでいました。
月経困難症、避妊やPMS(月経前症候群)に効果のあるお薬です。
副作用としては、不正出血、めまい、ふらつきなとがあり、重症だと血栓症があります。
私の場合、元々 月経不順でした。学生の頃に無理なダイエットで生理が止まった経験がありましたが、体重の増加と共に生理は戻りました。
しかし第一子出産後に再び生理が止まりました。(2年間無月経)
婦人科では次の妊娠を急いでいないのであれば薬は必要ないとのことでした。
治療することなく自然に第二子を妊娠しました。その間の生理はというと、3日程、ほんの少し織物程度のものがきただけです。
出産後、再び2年たっても無月経でした。
しかし無月経であるだけで何も困ることはなく、むしろ楽だと感じていました。
ピルを処方されは経緯は、続く体調不良で内科の病院にかかるも原因不明ということだったので、婦人科にも行ってみたときに「無月経があまりにも続くと将来的に骨粗鬆症になるから飲みましょうか。老けやすくなるしね。」と話されました。老ける…のか。じゃあ、飲んでおこうか という経緯です。副作用の話もでましたが、日本人はまずなることはないよと言われ、へぇ〜そうなんですねと軽い返事をしました。
薬を指定日数 飲んで、指定の飲まない日を続けると、見事に生理がきました。
ピルを飲み始めて、2パック目頃に 元々体調不良だったのが急激に悪くなりました。
入院となったことでピルは中止となりました。
ちょうど脳出血になった頃、ニュースで低容量ピルの副作用での血栓症・死亡例が流れていました。
もしや…と思っていたところ主治医の先生に〇〇さんも その1人にカウントされているとのことでした。
ピルは悪いものではなく月経の改善に広く使われているものです。 私の場合は、元々の体調不良とピルが重なったことで運が悪かったと思っています。
ちなみにピルを飲まなくなったことで再び無月経になりました。しかし数年後、自然と来ました。来たといっても毎月は来ず、予測は難しいです。
これからピルを服用する人は、副作用もあると知った上で飲んで下さいね。
読んでいただきありがとうございました。