殺風景を歩く
過去に歩いた殺風景な街の散策です。何と言うことのない寂しげな風景です。別にこんなところへ行きたい歩きたいと思わない--そんな場所です。モノクロで見ると寂寥感が漂います。過去に、これまた寂寥感の漂う場末のブログで一部公開しましたが、サイズを取り直しました。
カメラを構える私が写っています。これを写している時にいきなり--バーン!--と言う大きな音がしてビックリしました。風でどこかのドアが閉まったみたい。
平屋ばかりです。どこかの社宅だったのでしょうか。殆ど退去したのかあまり人は住んでいないようです。埼玉の比企と言うところはけっこう平屋の住宅を見かけます。私の住まいの近くにもチラホラ見かけます。私も子供の頃は平屋に住まいしましたので、ちょっと懐かしさが漂います。
もしかしたら自分の土地かも知れません。これは風呂桶かな。田舎の山沿いを歩くと風呂桶ってあちこちに捨ててあるのですね。風呂桶って潰しがきかないかんじですね。
地図だとここは池になっていますが、干上がっていました。水飢饉と言う話は何年も聞きませんが、それでもあちこちで干上がった池を見かけます。抜いているのかな。パネルを設置する目論みかもしれません。
農業用のため池でしょうが、片方が完全に干上がってますね。
人の姿もありません。しかしこの寂しさに妙に惹かれるものがあります。
やはり営業していないガソリンスタンド。タンクローリーが一台あるけど、何をしているのかな。どうみても廃屋ですよね。色々剥がされているし。
ガソリンスタンドの事務所って、割と変わった建物を見かけるのですが、以前からちょっと面白いと思っているのですね。廃屋になっているなら安値で借りて良からぬことを企む事務所にしたら面白いかなと夢想します。
これはもう二年前の撮影です。フジのコンデジを持ち歩きました。どうってことない平凡な写真ですが、モノクロにすると妙に来るものを感じてしまうのが不思議です。元々絵画でもモノクロが好きなのでそういう性格なんでしょうね。
8月も本日で終わりです。9月になればという曲もあります。良きことがあれば良いですね。
皆様に良き日々を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?