わたしなりの未来への恩送り
私は、村の図書館が自宅から徒歩3分の距離にあり、幼少の頃から公共図書館の恩恵を受けて育ってきたように思います。公共図書館を子供の頃から自分の遊び場として使い、何かに悩んだらヒントを求めるように本を乱読しました。
絵本や図鑑や美術全集は、私にとって宝箱のようでしたし、自分の住んでいる村の古写真は、集落のじいさま、ばあさまが語る昔の暮らしを生き生きと写していました。自分が通っていた小学校の図書室は、私にとって自分のペースで世界を知ることができる鏡だったように思います。冬場は、2メ