出雲伊波比神社のヒグラシ
出雲伊波比神社の裏道で鳴いていました。
今年は梅雨明けが遅く
８月に入ってから梅雨明けという
異常気象でした。
私が少年時代、夏休みは７月２０日頃から
８月いっぱいという、長期休暇だったのですが
ヒグラシは夏休みの終わりを惜しむかのように
海辺の遠くの松林で、哀愁を帯びた声で
鳴いていました。
また、海遊びに行ったとき、
「ヒグラシが鳴くと帰って来るんだよ」
と母に言われたものでした。
つまり、ヒグラシは夏の終わりの
夕刻に鳴くのですね。
ところが毛呂山町では、梅雨が明ける前
しかも７月末から鳴いていたのですね。
動画をとるという意識はなかったのですが
伊波比神社にたまたま寄り、
たまたま裏道を帰ったところ
ヒグラシが待っていてくれたかのような
チャンスでした。
林道なので、午後４時頃ですが
あたりは薄暗くヒグラシの鳴き声で
満ち溢れていました。
私がヒグラシの動画を初めてアップできたのは
奇跡的な偶然ですね。
撮影後は「やった～」と思ったのですが
そのあと不思議な気持ちになりました。
「なぜ今頃ヒグラシが鳴くのだろう
まだ梅雨も明けていないのに」
後で、妻にその気持ちを伝えると
帰ってきた言葉が
「最近は地球が狂っているのよ。」