あなたを思い出し過ごしたい私は煙を吐く

ねぇ…なんで、、、なんで居なくなっちゃったの

私寂しいよ…あなたに会いたい

もう写真を見ないと上手くあなたの顔も思い出せないよ
あなたの匂いもうっすらとしか覚えてないよ

部屋にはオキザリスの匂いが漂う…

そして私はあなたの写真を見ながら
煙草を咥え火をつけ
喋りかける

美羽）私ね…煙草始めちゃった
あなたの事が忘れられなくて

美羽）煙草を吸ってたら…まだあなたがそばに居る気がするから

美羽）あなたがいなくなってから
私寂しかったんだよ

美羽）何をしようとしても頭にはずっとあなたがよぎるから

美羽）…ゴホッゴホッ

美羽）ははっ…でもやっぱり煙草は慣れないなぁ
あなたが吸ってるのを見てるだけが丁度いいのかな

美羽）あっ…そうだ
私もねもうそろそっちに行くことになったんだ

美羽）多分びっくりするよね
肺癌になっちゃったんだ、、、

美羽）見つけるのが遅くてもうダメみたい
今は無理言って家に居るけど
でもね…後悔とかないんだ
だってあなたに会えるから

美羽）きっとあなたはまだこっちに来るのは早いよ…って言うだろうね

煙草の灰が落ちる度
目から涙が落ちていく

美羽）ごめん…やっぱ死ぬのは怖いよ
まだ生きたい…あなたも同じように思ったのかな

私は自分の感情が分からず
ぐちゃぐちゃになって涙が止まらなくなる

美羽）うぅ…〇〇、、、会いたいよ

美羽）、、、助けてよ

あなたの名前を呼びながら涙を拭うと
居ないはずのあなたが私の前にいた

美羽）え…〇〇、、、？

〇〇）ふふっ、久しぶりだね

美羽）…〇〇っ！

私は煙草を灰皿に押し付け
あなたに抱きつこうとする

…だけどあなたには触れなかった

目の前にいるのに、、、声だって聞こえるのに

美羽）…なんで

〇〇）まぁ僕は亡くなってるから

〇〇）てかそれより
美羽、煙草吸っちゃだめでしょ

美羽）…うるさい
〇〇が私を独りにするから、、、

〇〇）それは…ごめんね
僕も美羽のことを独りにするつもりはなかったんだけどね

美羽）わかってるよ…そんなこと

〇〇）美羽もこっちに来るんでしょ

美羽）…うん

〇〇）美羽にはもっと生きてほしかったな笑

美羽）私は、、、〇〇とまた会えるなら

〇〇）そっか…

美羽）けど…〇〇がまだ生きてほしいって言うなら私、、、まだ頑張るよ

〇〇）うん、ありがとう

美羽）もう助からなくても…残りの少ない時間悔いが残らないように
次〇〇と会った時」こんなこと会ったよ！」って言うために…

〇〇）よかったよ…美羽が少し前を向けて

〇〇）また一旦さよならだけど
僕はずっと見守ってるから…だから…だから
その美しい羽で残りの人生飛び回って!!

美羽）〇〇…いかないでっ

〇〇の手を握ろうとしたけど
もう姿は消えていた

美羽）〇〇…

美羽）美しい羽で飛び回って…か
…頑張るね

そして私はまだ半分以上残ってる煙草をゴミ箱に捨てた

1ヶ月間私は頑張った
多分美しい羽で飛び回れたと思う

だけどやっぱ…無理だったよ
抗えなかった

今はもう病室にいるよ

多分ね…もうそっちにいけるよ

わかるんだ

体に力は入らないし

嗅覚も視覚も味覚も触覚もないから

今、目を瞑ったらもう、、、終わりかな

…瞑ってもいいよね

〇〇また、、、また愛し合おうね

ずっと大好きだから

…Fin

〜あとがき〜
読んでいただきありがとうごさいます
今回は村山です

なんか変な話ですよね
上手く書けないです
すみません

https://querie.me/user/kikiyumemi4228

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それでは- ̗̀( ˶^ᵕ'˶)bおおきに～