かっこいい先輩に沼った
僕はアルバイト先の先輩のことが気になっている
その先輩と言うのは大園玲さん
僕が入りたてだったころにいろいろと教えてくれた
玲さんはとても綺麗な人でモデルなどの芸能人になっていてもおかしくないぐらい綺麗で可愛かった
そして彼女は煙草を吸っている
そんな姿はかっこよくこれがまさにギャップ萌えというやつだろう
僕は玲さんが煙草を吸っている姿を見たくていつも一緒に外の喫煙所に行っている
玲)○○君いつも喫煙所来るよね
なんでなの?
○○)いやー僕、喫煙所でお話しするの好きなんですよんね
玲)ええ なにそれ面白いね
○○)あと玲さんの煙草吸ってる姿かっこよくて好きなんですよ
玲)そう?普通だと思うんだけどな
まぁ ありがと
玲)あっそうだ!
週末空いてる?良かったら飲みに行かない?
○○)空いてますよ!!
玲)じゃあ行こ!
また連絡するね
○○)はい!楽しみにしてます
玲)ふふっ まぁあと一時間ぐらいだけど頑張ろっか
○○)はい 頑張ります
それからバイトも終わり僕と玲さんはまた喫煙所に来ていた
玲)今日楽でよかったね~
○○)いやーそうですね
暇でよかったっす
僕は玲さんをじっと見ていた
すると玲さん目が合った
玲)ん?どうしたの○○君も煙草吸いたくなった?
一本いる?
僕は煙草に興味なんてなかったが
玲さんがいつも吸っていたので
試しに吸ってみたくなった
○○)じゃあ一本貰ってもいいですか
玲)うん いいよ
はい
僕は玲さんから煙草を一本貰い火をつけた
煙を吸ってみたがすぐにむせた
○○)ゲホっゲホっ
玲)ふふっ やっぱむせるよね
無理だったら捨てて大丈夫だよ
○○)いやせっかく頂いたので捨てないですよ
玲さんはよくこんなのを吸っているなと思いつつ
僕は頑張って煙草を吸い続けた
玲)どう?初めての煙草は?
○○)いや~なんかよくこんなの美味しいと思えますよね
って
玲)私も最初は美味しくなかったけど
吸ってるうちにおいしくなるよ
○○)そうなんですかね
なんか頭クラクラしてきました
玲)大丈夫?
多分ヤニクラだね
私が吸ってるやつ重いからね
○○)た、多分大丈夫です
僕はヤニクラしつつも一本吸い切った
そして週末になり僕は玲さんと飲みに行く約束をしていたので
玲さんと居酒屋に来ていた
僕と玲さんはハイボールの入ったグラスを持ち乾杯した
玲 ○○)乾杯
玲)こうして二人で飲むのは初めてだよね?
○○)そうですね 忘年会とかはありましたけど
差しで飲むのは初めてですね
玲)そうだよね 今日は楽しもうね
○○)はい 楽しみましょう
それから僕たちはハイボールを飲みながら
日々の愚直などを言い合ったりをしていた
玲)煙草吸ってもいい?
○○)いいですよ
それじゃあ僕も吸いますね
玲)えっ⁉○○君煙草吸い始めたの?
○○)はい この前玲さんに貰ってからちょっと吸ってみようかなとおもいまして
玲)そうなんだ
なんの銘柄吸ってるんの?
○○)あっ、これです
玲)あーハイライトね 私と同じじゃん
○○)玲さんと同じやつ吸いたくて
…あっ ライター忘れた
すみません火貸してくれません?
玲)いいよ…いいこと思いついた
○○君ちょっとこっち来て
○○)わかりました
僕は玲さんの隣に行った
すると玲さんは僕に近づいてきて
僕の煙草に玲さんのくわえる煙草を近づけてきた
玲)ふって(吸って)
○○)はい
玲)ついた?
○○)つきました
玲さんは火が付いたのを確認すると
少し離れて僕の目を見ながらこう言った
玲)シガレットキスしちゃったね
僕は玲さんにそう言われると途端に恥ずかしくなり
目をそらした
玲)ふふっ 恥ずかしくなちゃった?
可愛いね○○君
○○)べ、別に恥ずかしくなってなってない…です
玲)えー私は恥ずかしかったよ
初めてしたし
○○)えっ⁉…
玲)○○君?
○○)はっ すみません
ちょっと頭が追い付いてなくて
玲)やっぱり恥ずかしくなちゃった?
○○)…はい少し
玲)そっか
なんかいつもよりも煙草が美味しいね
シガレットキスしたからかな?
○○)…そんなことないですよ
おそらく今僕の顔は真っ赤だ
多少お酒のせいでもあるがきっと違うだろう
玲)やっぱり可愛いね
僕はもうどうにでもなれという気持ちでお酒を一気し
そのあとも普段あまり飲まないお酒を飲み続けた
もちろん大丈夫なわけもなく
意識を手放した
玲)○○君寝ちゃった?
起きて〜○○君 もうあんなに飲むから…
玲)○○君起きないしお家も知らなしどうしよう
んーもう私の家に連れていくか
そうして僕は玲さんに運ばれて玲さんの家に行った
玲)○○君小柄な方でよかった
ギリギリ私一人で運べたな
○○君まだ寝てるよね
とりあえずベッドに運ぼ
玲)今日○○君可愛かったな
けどからかいすぎたかな
まぁいいか
私も寝よう
朝 目を覚ました僕は知らない天井で困惑した
昨日玲さんと飲みに行ったまでは覚えているが
それからの記憶がない
頑張って思い出そうとしたけど無理だった
なんだかいい匂いがしたのでリビングに行くと
玲さんが朝食を作りコーヒーをいれていた
玲)あっ 起きた? おはよう
○○)はいおはようございます
玲)ご飯作ったんだけど食べる?
○○)は、はいいただきます
その昨日はすみません
記憶も曖昧で…
玲)全然大丈夫だよ
なにもなかったしね
玲)冷めちゃうし早く食べよ?
玲さんが作ってくれたハニートーストはとても美味しかった
そして玲さんはコーヒーを飲みながら言った
玲)煙草吸いに行こっか
僕と玲さんは煙草を吸いにベランダに行った
玲)やっぱ煙草にはコーヒーだよね
…そっかライターないんだったね
○○君、目瞑って
僕は目を閉じた
内心少し期待していた
またシガレットキスするのでは?と
その時カチっと音がし目を開けると
玲さんがライターで火をつけていた
玲)ふふっ 期待しちゃった?
○○)してません///
玲)ほんと○○君は可愛いね
僕は煙を吸って吐いて心の中で呟く
「また僕はこの人に沼らせられるんだな」と
僕はまだ今のままの関係でいい
一緒にバイトして
一緒に飲みに言って
一緒に煙草を吸って
隣にいれたらいい
ただ勇気がでればその時想いを伝えればいい
…Fin
~あとがき~
読んで頂きありがとうございます
玲ちゃんで書きました
バイトの先輩が煙草吸って酒飲んで
沼らせくるのっていいですよね
https://querie.me/user/kikiyumemi4228
リクエストや感想等頂けると嬉しいです
それでは- ̗̀( ˶^ᵕ'˶)bおおきに~
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