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【しくじり】音楽家としての私の失敗、私の勘違い⑦怖い

こんにちは、ウチダユメミ(@yumemi_uchida)です。

山梨に移住して8ヶ月目。
ぶどう農家しながら、音楽活動しつつ、
毎日noteを更新してます。

オーボエを始めたきっかけがオーケストラでオーボエが活躍してるのを聴いて、やってみたいと思ったことがそもそものきっかけだったのですが、
親が喜ぶからって理由で言ってることが多い時期だった。

小学校の卒業アルバムでもプロのオーケストラに入りたいって書いてたはず。
そう書くと親が喜んだ。
その後も留学もさせてもらったし、オケに入ることが親孝行だと思ってた。
たまに本当に自分はそれで幸せかって思うこともあったけど、
そう思い込むことで思考停止してました。

自分が毒親育ちなのはこちらにまとめています。

自分の夢はプロのオケマンになることなんだとずっと思い込んでいたけど
自分がそういう行動を取っていたかというと
オーディションこそは受けに行くけれど、
積極的にオケマンになろうという行動はとってなかった。

言ってれば叶うって言うからオケマンになりたいって口では言ってたけど
常に自分の中で疑問を感じてた。

そして、
プロで活躍されてるオケマンが怖かった。。。
(基本的には人間的に素晴らしい人たちばかりです!)

プロのオケマン、怖い。。。
何度かお仕事をご一緒させて頂く機会があった時に
怯えながら隣に座って、怯えながら音を出してて。
プロのオケマンじゃない方でも怖い人いらっしゃいましたけど、
私、怖い怖いと思いながら演奏できるのかな?
それって幸せかな?
本当にしたいことなのかしら?
ずっとそんなことを思いながら
音楽続けることってどういうことなんだろうと思ったり。

オケマンを否定してるのではないです。
自分の考え方がアマアマなのです。
そうして、口ではそうなりたいと思ってても
心では全然、そう思ってないことに気付いちゃいました。

それに気付いたのは、
ごくごく最近。

20代の頃は、
自分のオーボエの先生にもオーケストラに入りたいって言ってて。
で、先生からは30代に入ったら女性はオケに入るのは難しいと言われ、
それまでは熱心にご指導下さったけど、
30代に突入して、自分のエネルギーや関心なども下降。

そして、30代前半は、
それまでにいろいろなお仕事をさせて頂いたけど
その界隈の中心部には全然、近付けなかったという劣等感と
ちょっとした過去の栄光(有名なホールで吹いたとか)にしがみついて
私、何を目指してるんだろという感覚でした。

今はいったん、ゼロになり、まっさらな気持ちで
音楽やオーボエに向き合って、
自分が音楽やオーボエで何をしたいのかを考えて行動するようになり、
やっと楽しさを感じるようになり、自分の方向性が分かってきました。

こんなことも書いてます。

そして、こんなことも書いてます。

音楽してる人を「怖い」と思ってたのは、
常に何かを評価されてると思いながらだったから
怖かったんだよな、とも。

そもそもの夢の設定の根源が
間違った方向だったから
苦しかったのよね。

いまは、
自分の音楽で喜んでいただける人がいるなら
その人たちを大切にしようとも思えるようになったのです。

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