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産後の一ヶ月、辛かったこと
赤ちゃんを育てて4ヶ月目になりました。まだまだこれから色々な成長や変化があると思いますが、ここまでで一番辛かった産後の一ヶ月を振り返ってみたいと思います。
おっぱいの痛み
授乳の度に乳首が痛んで血が滲み、Pigeonの乳頭クリームが欠かせませんでした。
産前に指示されていた乳頭マッサージをもっと真面目にやっておけばよかったと反省!
1ヶ月が経つ頃には赤ちゃんも飲むのが上手くなってくれたのか、気づけば痛まなくなりました。
流れる母乳と血
かなり順調に母乳の分泌があったのは良かったのですが、母乳パッドを頻繁に交換しないと大変なことになるくらいドバドバ流れ出していました。
授乳中は赤ちゃんが咥えていない方の乳首からボタボタと母乳が落ちて、服もビショビショ。
お股からは悪露の血が出るためナプキンも変えないといけません。
生理用品のゴミも貯まるし面倒だし、本当に最悪!と思っていました。
悪露はもちろん止まりましたし母乳も身体が適量を分かってきたのか、1ヶ月ほどで落ち着きました。
手首の痛み
赤ちゃんを抱くときに負担がかかるのか、両手首が常に痛かったです。毎日サポーターを巻いて過ごしていました。
これからどんどん重くなったら抱っこできなくなるんじゃないか、と不安でしたがこれもいつの間にか痛くなくなっていました。
授乳中心の生活
3時間に1回の授乳で夜もまとめて眠れない。これは意外と私は大丈夫でした。夫に布団で寝てもらい私はソファで夜を越していたのですが、赤ちゃんが寝ている隙にうまく短時間の睡眠を繰り返せていたのだと思います。
それでも、日中も常に授乳中心のタイムスケジュールになるので時間の使い方ががらっと変わるのがしんどかったです。
何をするにも「でもあと1時間でまた授乳だしな」というように考えてしまいます。1日の感覚もなくなり、1日ではなく1授乳時間という時間感覚で行きていました。
今も日中は3時間に1回の授乳がありますが、かなり余裕が出てきました。前はあんなに短く感じていた3時間という時間が今は充分長く思えます。むしろ、3時間毎に「この授乳が終わったらこれをしよう」とスケジュールを建てられるので産休中よりもメリハリのある生活ができているかもしれません。
今逆に辛いのは、睡眠です。子どもが6時間くらいまとめて寝るようになってくれたのですが、こちらもゆっくり寝ようとすると自分の意図しないタイミングで起こされてしまうのが辛いです。
外に出られないこと
産後の1ヶ月は身体を休めるべし、ということで家の中で赤ちゃんの世話だけをして過ごしていました。
幸い夫が育休をとってくれていたので、買い物や家事を任せることができました。
でも、ずっと家にいる生活は私の性格的にとてもキツかったです。
友達は遊びに行っているのに、同僚は働いているのに、私は何もできない……と。そこから気持ちが悪い方に転がり、子どもがいると今までみたいにできなくなるようなことばかり数え上げては落ち込んでしまいました。
2週目くらいで限界になり近くの薬局まで散歩に出ると、外の匂いが産前の初夏の匂いから夏の匂いへ変わっていて涙が出てきました。
でも、少し歩いただけですごく疲弊してしまい、「本当に身体を休めたほうがいい時期なんだ」という実感も生まれそれからは大人しくしていました。
世話し甲斐のなさ
赤ちゃんがリアクションしたり笑ったりするのは2ヶ月が過ぎた頃から。それまでは、話しかけても分かっているのかどうなのか、という感じです。
そして新生児の感情表現は圧倒的に負の感情の比率が多い!これも地味にしんどかったです。
生理的反応しか返ってこないので正直、愛しくはあるけど楽しくはないと感じていました。
これも成長につれてだんだん表情が豊かになり、今は赤ちゃんに構うのが楽しくて仕方ないです。
お風呂事情
一ヶ月検診が終わるまでは湯船に浸かれません。
出産時にお股が避けて縫ってもらっているのですが、シャワーを浴びるときに洗うのが怖くて毎日びくびくしながら泡をつけていました。
それでも力を入れて洗えず、悪露もでているのに不潔なのではないかとずっと不安でした。
体重が減らない
私は出産にあたり体重が産前より15キロも増えてしまったのですが、産後3日目の測定で減っていたのは3キロだけ。本当に赤ちゃんの分だけじゃないか!とがっかり。
退院後は毎日少しずつ減っていったのですが、出産時-5キロで打ち止めに。そこから3ヶ月ほど変わりませんでした。
3ヶ月過ぎからまた少しずつ減り始め、今は出産時-7キロまで落ちています。あと8キロ、減らせるかなぁ。
まとめ
私は比較的安産でしたし、夫の育休や周囲のサポートもあり恵まれていると思っています。
それでも振り返るとたくさん辛いことがあり、急激な生活の変化にすごくネガティブになってしまっていた一ヶ月でした。
でも、そのほとんどが今は解決していたりマシになっていたりするので、同じようなつらさを感じている方がもし居れば一時的なものだと捉えて乗り越える手助けにしていただけると嬉しいです。
誰かの参考になりますように。