giveandgive#3『ゆめみで実践するOOUI:画面ではなくオブジェクトをとらえる方法』:イベントレポート
本記事は、株式会社ゆめみ社内で実践している様々な領域の学習プログラムや業界の最前線で活躍するクリエイターによるワークショップ「give and give」のイベント内容を記事にしたものです。
今回は2020年10月22日に開催された「giveandgive#3『ゆめみで実践するOOUI:画面ではなくオブジェクトをとらえる方法』」のイベントレポートとなります。
イベントについて
概要
ゆめみの業務でも実践している、ソフトウェアの基本的なデザイン手法であるOOUI(Object-Oriented User Interface)の基本的なプロセスを体験できる勉強会となります。最近は書籍や記事などでもその細かなプロセスが解説されていますが、ゆめみでは下記の書籍を参考に少し異なったプロセスで実践しています。そんなゆめみのOOUIのプロセスを紹介・体験し、一緒に考える場として開催します。
参考書籍
・オブジェクト指向UIデザイン 使いやすいソフトウェアの原理
・Conceptual Models Core to Good Design
・About Face 3
タイムテーブル
1.イントロダクション
2.OOUIとは何か?
3.ゆめみで実践するOOUIプロセスの紹介
4.OOUIプロセスを実際にやってみよう!
5.振り返り
6.クロージング
イベントの詳細についてはこちらをご覧ください。
イベント当日の様子
1.イントロダクション
まずイントロダクションとして、miroの操作方法を活用したチェックインを行いました。今回のイベントではmiroを使ってメインのワークを行う予定だったため、基本的な操作を覚えてもらうためにチームで分かれてしりとりをやってもらいました。
2.OOUIとは何か?
チェックインの後、ファシリテーターからの話題提供ということでOOUIについての説明をさせていただきました。
オブジェクト指向UIとは、オブジェクトを手掛かりに操作設計されたUIのことです。オブジェクトベースなUI設計にすると、名詞→動詞という操作手順となり、いわゆるユーザーが「直感的に使える」インターフェースを実現することができます。
3.ゆめみで実践するOOUIプロセスの紹介
その次にゆめみで実際に実践しているOOUIのプロセスを紹介させていただきました。
ゆめみでは、数学者・建築家のChristopher Alexanderの『ノート』のデザインプロセスを参考に、各参考文献の方法論・ツールの組み合わせをOOUIの実践プロセスとして整理・実施しています。
当日使用した資料はこちらから閲覧することができますので、詳細はこらからご覧ください。
4.OOUIプロセスを実際にやってみよう!
「3.ゆめみで実践するOOUIプロセスの紹介」で紹介したゆめみのOOUIのプロセスを実践しました。今回は時間の都合上、プロセスの2〜5を実践として取り組みました。
(当日実践ワークの様子)
5.振り返り、6.クロージング
イベント当日は実践ワークが少しボリューミーになってしまったため、振り返りの時間をあまり取ることができなかったのですが、参加者からの感想やご意見をいただくことができました。
イベント参加者の声
設計上でのUIの要素分解の見方が変わりました
インプットだけでなくワークをすることでOOUIの理解が深まりました!実際に手を動かせる機会はありがたいです。
本を買ってみたものの、実戦の練習ができてなかったので、練習になりました。ちゃんと実践とさらにイベントまでされていてすごい!となりました!
さいごに
今後ともgiveandgiveでは様々なイベントやワークショップを開催していく予定ですので、ご興味がありましたらぜひゆめみ塾のTwitterやPeatixをフォローしていただけると嬉しいです。