give and give #5 『オンラインワークショップやオンラインミーティングで使えるツールを体験する』:イベントレポート
この記事は、株式会社ゆめみ社内で実施している様々な領域の学習プログラムや業界の最前線で活躍するクリエイターによるワークショップ「give and give」のイベント内容を記事にしたものです。
今回は、2020年12月17日に開催したgive and give #5『オンラインワークショップやオンラインミーティングで使えるツールを体験する』のイベントレポートとなります。
イベントについて
概要
新型コロナウイルスによって2020年は在宅・リモートワークの推進・浸透が一気に進んだ1年となりました。働く環境も十分に伴わないまま、突然始まったこの新たなワークスタイルは、これまで物理的なオフィスで活発に行われていた社内外のコラボレーションの在り方にも大きな影響を与えることとなりました。手探りの中、新たなオンラインコラボレーションの在り方を模索してきたこの1年間の締め括りとして、ちょっとした振り返りとして、ゆめみ塾のメンバーと一緒にMiro、Mural、Jamboardを使ったワークショップの体験会に参加してみませんか?
使用したツール
・オンライン会議ツール「Zoom」
・オンラインホワイトボードツール「Miro」
・オンラインホワイトボードツール「Mural」
・オンラインホワイトボードツール「Jamboard」
タイムテーブル
1. イントロダクション
2. チェックイン
3. チェックインボードをつくるワーク
4. ブレインストーミングをやってみるワーク
5. ミッション形ワーク(〇〇を使って〇〇してみよう!的なワーク)
6. 振り返り・クロージング
イベント詳細についてはこちらをご確認ください。
イベントの様子
1. イントロダクション
まずこの回の目的から紹介させていただきました。今回のgive and giveの特徴はなんと言っても「オンラインワークショップで活用することができる様々なツールを一気に複数体験できること」にありました。
イベントの参加者の方からも、「複数のツールを1つのイベントで一気に使うことはなかなかできない」とのお言葉もいただいておりましたので、少しユニークな会になったのではないかなと感じています。
2. チェックイン
そんな感じで簡単な会の概要や目的を紹介した後に、Jamboardを活用したチェックインを行いました。「チェックインとはなんぞや?」という方には、以前書いたイベントレポートに簡単な紹介をしていますので、ぜひ参考までにご覧ください。
このセクションで利用したJamboardとはGoogleがGoogle Workspaceの一部として2016年から正式に提供を始めたサービスになります。
ブラウザ右上に表示されるGoogle アカウントアイコンの左側にあるGoogleアプリ一覧をクリックして下へ少しスクロールすると、実際にアプリを確認することができます。Google Workspaceと一緒についてくるので、比較的簡単に導入することができるツールとなっています。
ここでは、そのJamboardを使ってグループごとに部屋を分けてから参加者の方同士で簡単な自己紹介をしてもらっています。基本的な機能である付箋とスライドを使いながらのワークになっています。
ちなみに、今回のファリシテーターであった、エイマエダと本村の内容はこんな感じです⬇️
3. チェックインボードをつくるワーク
今回のイベントはどんどん先に進みます。このセクションでは、Jamboardに変わってMuralという別のツールを使いました。MuralはJamboardと比較すると、かなり凝った操作や設定が可能なオンラインホワイトボードツールの1つです。様々な場所でオンラインワークショップを開催しているエイマエダによると、海外ではこちらのmuralというツールが一番利用率が高いとか高くないとか。。。ちなみに、昨日Muralで新しいInteraction Designerの募集があっていたようなので実際に成長中であることが伺えます。
さて「チェックインボードをつくる」というこちらのセクションですが、2でも軽く触れたチェックインをワークショップの参加者が事前にできる場所である「チェックインボード」を参加者の皆さんにつくってもらうワークでした。
いきなり「さあつくってみよう!」ではハードルが高すぎるので、ファシリテーター側からいくつかバリエーションを用意させていただきました。ゆめみ社内やクライアントとのワークショップなどでも実際に活用しているものになります。
なかなか斬新なチェックインボードを参加者の皆さんにつくっていただき面白いワークとなりました。住んでいる場所を指し示すチェックインなんかは、オンラインでワークショップやイベントが実施されるコロナ禍でこその発想だなあと感じました。
4. ブレインストーミングをやってみるワーク
またまたここでもツールを変えます。ツールを変更するのはここで最後でした。ここからは「Miro」を使ったワークを実践していきました。Miroは、Muralとかなり似通ったツールでその操作性の違いは相当使い込んでいないと見えてこないと思います。ゆめみ社内でも一時期どちらのツールをメインに活用していくのかという検討が行われましたが、今比較的メインで利用されているのがこちらのMiroになります。
付箋や矢印など一般的な機能に加えて、チャットやコメント、ビデオ会議など様々な機能があります。
このセクションでは「ブレインストーミング」を体験してもらったわけですが、以前もご紹介したゆめみオリジナルブレインストーミング手法である「しりとりクエスト」をベースに行いました。
こちらの手法そのものを詳しく知りたい方は、こちらのイベントレポートをご覧ください。
普段は、ブレインストーミングで取り扱うテーマについて参加者の皆さんに決めていただくのですが、今回は時間の都合上という建前もありつつ、リアルに毎晩献立を考えるのに困っている本村のために、「どのようにすれば『今日の晩ご飯の献立は何にしようか?」』と悩まずに済むだろうか?」というテーマでブレストに取り組んでいただきました。
なかなかユニークなこちらのチームは、ルールベースで「毎日同じものを食べる」というような斬新なアイデアを出してもらっています。
5. ミッション形ワーク(〇〇を使って〇〇してみよう!的なワーク)
いよいよ最後のワークとなりました。こちらのセクションでは、「ツールの操作を覚えるには実際に何かつくってみた方が早い」という思想のもと、参加者の皆さんにゆめみ塾のイベントグラフィックをリメイクしてもらうワークを実施しました。
現状のゆめみ塾イベントグラフィックはこんな感じになっています。
塾内からは、「イベントのファシリテーターはそんなに有名じゃないんだからファーストビューでもっとイベントの内容が想像できるようにした方がいいのではないか」という意見もあり今回の参加者の皆さんのアイデアをインプットにしながら、今後変更を加えていこうと企んでおります。。。笑
手書きで他のイベントグラフィックとは一線を画す感じのアウトプット、多くの人の目を引かずにはいられない色使い、シンプルにどんなものが出てくるのかをわかりやすく伝えたものなど様々なグラフィックをMiroをはじめて使う方が多いにも関わらず素晴らしいアウトプットとなりました!
イベント参加者の声
イベントの最後には、参加者の皆さんにそれぞれのチームで「Fun(楽しかったこと)」「Done(できたこと)」「Learn(学んだこと)」をそれぞれ書き出してもらいながら振り返りを行いました。ご参加いただいた皆さんからは次のようなコメントをいただいております。
Fun(楽しかったこと)
ささっと色々試せたのがよかった!
ミッションワーク(フライヤづくり)あまりワークショップの知見のない私でもたのしかった。
Done(できたこと)
各ツールでふせんをつくり、構造化するための基本動作
Miroでシェイプをいろいろさわった
Learn(学んだこと)
突発的にホワイトボードほしいときはJamboard使おう
ワークシートのレイアウトも参考になりました
さいごに
本日もたくさんの方にご参加いただき本当にありがとうございました!短時間で様々なオンラインホワイトボードツールを体験したことで皆さんのこれからの業務の幅が広がったり、何か新しいことの発見につながれば私たちとしてもとても嬉しく思います。もし同じ会を開催してほしいといった要望がございましたら、noteのコメント欄やTwitterのDMなどでお知らせください!
また、今回のイベントで利用したJamboard、Mural、Miroなどは、ご参加いただいてる皆さんだけに公開しております!逆に今後のゆめみ塾主催のgive and giveにご参加いただければ、無料でイベント終了後もご活用いただくことができます!もしご興味あれば、今後のイベントにご参加いただけると嬉しいです👏
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