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オタクによる。チケット以外でミュージカルに売上をもたらす方法

ミュージカル作戦会議 Vol.1

〜ミュージカル完成後の"最終地点"であるチケット販売以外で売上を発生させるには?〜
後編

前編では途中経過に価値をもたせたコンテンツとして以下をあげました

・ライバー
・テラスハウス
・サクラダファミリア
・実演販売

そこから、これらを構成する、
つまり
価値の源泉となる要素をとりだしました!
要素( 前編 )はこちら▶︎ https://note.com/yumememusical/n/n9f525946c307

それでは、いよいよ
これらの要素をミュージカル界にあてはめたら、どんなことができるかを作戦会議していきます!

はい、結論から言います。

これらの要素をもちいてミュージカルで

できること。

ズバリ

『有名ミュージカルに挑む研究生のドキュメンタリー』です。

そして番組スポンサーor顧客から月額制でマネタイズです。

理由をひとつずつあげていきます

まず、

・ドキュメンタリーというリアリティであること

・予定調和ではないワクワク感で飽きない

・出演者や研究生を通して、選ばれし人しか経験できないレッスンやその厳しさ、現実を疑似体験できる

ーテラスハウス『リアリティ』
『疑似体験』の要素


・公演のスタートが決まっていたり
ロングランの場合、
視聴者が完成形を知っている。
そのため、そこには『今だけみられる』
『今しかみられない』の価値がうまれる

ーサクラダファミリア『期限』の要素


・努力の過程、俳優の人となりをドキュメンタリーを通して知ることができ、安心して購入に踏みきれる

ー実演販売『空白の原則を埋める』要素


・人気役者ではなく研究生にすることで、

『自分が応援しないと!』と母性本能を喚起する→チケット購入につながる

・ミュージカルは女性ファンが多いので、イケメンが望ましい。というかイケメンじゃないとダメ。

(現実にはムリな人から相手をしてもらえたら嬉しいものです。現に、某四季俳優がSNSやってたときはいいねしてもらうだけでオタクは大騒ぎしてましたからね)

ライバー『素人の成長』『イケメン美女』
の要素

余談ですが:

例えばこれで最近大ヒットしてる例が

YouTuberのパーカーさんです

ヒットの理由は複数あり、そのかけ算ですが、この方、『イケメン』という要素がなかったらここまでヒットしなかったと思ってます。


これらの理由により、

『有名ミュージカルに挑む

研究生のドキュメンタリー』

が良いと私は考えます。


そして(ここからは超個人的な見解です)

私はこれを某シーズンズにやってほしいと思っています

だって、

*劇団が狭き門

*研究生を抱えてますからね。

まぁ、
〈個人に密着したら作品主義が崩れるだろー!
という声もあるかもしれませんが

サイン入りポストカード人気俳優のツーショイベントよりはよっぽどフォーシーズンズらしさを伝えるコンテンツになると思いますね…

(サイン入りポストカードとかもうやめようよ…スター主義のそれやん)

あと、先ほど少し述べた
劇団俳優のSNS規制事件のときに、不謹慎ながら私はここにビジネスチャンスがあると確信しました

▼劇団俳優SNS規制事件とは

もともと厳しく規制されていたはず(?)の劇団員のSNS。しかし、実際はSNSの普及にともない、Twitterやインスタで私生活を発信する俳優が徐々に増えていた。
中には自分の出演週になると役にまつわるエピソードを投稿したり、他出演者と飲みにいってる写真を載せたりする者もいたためか、
暗黙の了解とされていたSNSが昨年、さらに厳しく規制された。
↑これらは公式からファンに向けてアナウンスがされたわけではないが、該当俳優たちが一斉にアカウントを削除したため、ファンは、事態を察した。

長くなってしまいました。

はい、この事件のときにツイッター上は大騒ぎになりました。
オタクも暗黙の了解とわかっていたにもかかわらず、それまで好きな俳優のプライベート写真をみたり、コメントに返信してもらえたりできたわけですから、『なんで!😡』『日々の楽しみだったのに!😭』と大騒ぎ。

こりゃ月額300円とっても需要あるなと思ったできごとでした。(現に某国宝ミュ俳優は月額300円以上とって、半年に1回しか配信しないぼったくりなのに喜んでお金払ってる層もいるしね)←哀しいかな推し

さて、話を戻します。

しかし、こんなドキュメンタリーなんかでチケット購入に本当につながるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

『心配ご無用。』byタガー


実際、この手法で

私は、まんまと知る予定も観る予定もなかった『ビリーエリオット』をみにいきました。

ホリプロが意図したか意図してないかはわかりませんが、

まさに上であげた要素のおかげで、

私はこの作品のチケットを買ったのです。

どういうことかというと

・深夜番組でオーディションからレッスン〜デビューまで密着

・子役がんばってる!応援したくなる

・どんなものがみられるか事前にわかるからお金を払える安心

・行けばこれが生で観られるというワクワク感

・公演スタートは決まっているという期限性

・前田晴翔くんイケメン←

これらの要素によりビリーの話題はみるみるツイッターにあがり、拡散され、私もその番組を見ることとなり、まんまとチケットを購入しました。しかも受験生のときに。今思うと相当な引力だったんですね

さらに恐ろしいのは、子役4人を競わせるような形にすることで

勝手に脳内で

『観るならこの子だな〜。いや、やっぱこの子もいいな〜。だれにしようかな〜』

という思考にさせるのです。アイドルグループが軒並み人数多いのもこの手法ですよね(なんていう心理効果でしたっけこれ)


ということで、

ミュージカル作戦会議

第1回として

『"途中経過"に注目した

チケット以外で売上をもたらす方法』

についてお話ししました。


((フォーシーズンズさん、

『有名ミュージカルに挑む研究生のドキュメンタリー』

やってくれないかなぁ))

感想や意見など

ぜひコメントでミュージカル作戦会議に参加していってください!

▼ミュージカル作戦会議とは

https://note.com/yumememusical/n/n4ea3f75add3a

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