新卒1年目を振り返って
気づけば新卒1年目も最終日。長かったか、あっという間だったかと聞かれれば、私はあっという間だった。せっかく節目の日なので、弊社の「私たちの価値観」のわたしなりの解釈と照らし合わせながら、新卒1年目を振り返えろうと思う。
「私たちの価値観」
①見つける、つなげる、どう変える
②異能、異端を和える
③究極解から発想する
①見つける、つなげる、どう変える
→日々の活動の中から気づきや発見を得る。それらを人と共有したり、 新たな価値へとつなげ、改善策を見出し実践する姿勢をもつ。
1年目なので当然だが、いつも新しい発見・学びのある日々だった。学生時代では経験しないような規模のイベントや展示会に参加したり、ユーザー会というコミュニティのあり方を知ったり。日常業務でも、メルマガの配信やセミナー運営など今までやったことのないことに挑戦することが多い分、新しい発見も多かった。
特にセミナー運営はオフラインで開催していたものを急遽、オンライン配信に切り替えたこともあり、「視聴者の方が参加するにはどうしたら良いのか?」「集中して視聴できるのはどのくらいの長さなのか?」そもそも「どうやって配信するのか?」と常に考え続け、発見するの連続だった。
一方で、「つなげる、どう変える」の部分は実践しきれなかったと感じる。見つけたものから、新たな価値を見出し改善策を見つけることは2年目に向けた目標。
②異能、異端を和える
→優れた能力・型にはまらない発想をもったメンバーになる。そうしたメンバー同士を和える存在になる。
自然と和える存在になることを意識するようになっていた。業務の中で他部署と関わることが多いこともあり、部署や世代を超えた社内の人と話す機会や食事に行く機会は比較的多く持てたのではないかと思う。
10月頃からは自分が繋がれた人たち同士が繋がる機会をつくることを心がけたが、“和える”までには至らなかったと感じる(ちなみに「和える」を辞書で調べたところ、まぜかえす・ごちゃまぜにするという意味らしい)。
和えたことによって、新しいアイディアや発想が生まれる場を創れるようになっていきたい。
③究極解から発想する
→先入観を取っ払い、前提・制約を外した“最善・最良”から思考をスタートする。
最も苦手であり、実践が難しいと感じた価値観だった。会社・社会には、人や時間、予算など制約のかかるものが多い。また日々、業務をしているとつい目の前のことに集中してしまい、先入観や前提の内側で発想してしまう。
ストッパー・リミッターを外した発想ができるようになるために、「真に最善・最良なのか」を自分に問うていくことは今後の課題だと感じた。
2年目に向けて
明日から始まる2年目。価値観を体現すべく行動することを心がけつつ、周囲の人と共に働くことも意識したいと思う。
1年目は良くも悪くも自分のことだけに集中できる年だった。しかし、2年目になれば後輩もでき、自分が中心となって行動する場面も増えるはずだ。チームの一員として主体的になることを忘れずにいたい。