NHK九州・沖縄で放送「ザ・ライフ『私がマルチ商法に勧誘されて』」
気がつけば、前回投稿してから一年以上も経過していました…。
メイン?のブログ「マルチ商法は夢物語」も更新がストップしていますが、
noteもブログもまたボチボチと書いていこうと思います。
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6/7にNHK九州沖縄地方で放送された「ザ・ライフ」を観ました。
※6/21 午後7:55までNHKプラスで視聴可能です!
今までマルチ商法に関連する番組は、勧誘被害や借金などの内容が多かったと思いますが、今回は「マルチ2世」にもスポットが当たっていました。
「マルチ2世」とは…
マルチ商法にハマり、豹変してしまった親の子どもたちのことです。
お恥ずかしい話ですが、マルチを辞めてから「マルチ2世」がいることを初めて知りました。
マルチ商法は、当事者だけでなく家族も被害者。
家族の問題だから…と声をあげられず、苦しんでいるマルチ2世の方がいることを多くの方に知っていただきたいと思います。
番組内で取り上げられていた多くの方のコメントの中で耳を疑ったのは、全国直販流通協会 理事長 亀岡氏の以下の発言でした。
・「自分が使う分だけ買う、知り合いも自分の使う分だけ買ってくださいというのは問題にならないレベル」
・「ビジネスをやり始めて、それがうまくいくかいかないかは経営的な問題」
・「今なお現存してビジネスとして成り立っているということは、社会性がそこにあるということ」
なんとまぁ、マルチ会員と同じような発言をしていたので驚きました。
いったいマルチ商法のどこに社会性があるのでしょう…。
社会性のあるビジネスなら、マルチ2世など家庭崩壊することもないはずでは?
番組の中で弁護士の石戸谷豊先生も仰っていましたが、ルール(特商法)は実効性に欠けているためマルチの摘発が数少ないだけで、社会性があることの証明にはならないですよね。
そして私個人の意見としては、マルチ商法は「ビジネス」とは似て非なるものだと感じていて、社会性どころか社会悪にしかなっていないと思うのですが。
亀岡氏の発言は非常に残念なものでした。
※マルチ被害をなくす会代表ライオさんのnoteにも書かれています ⇓
少しずつではありますが、メディアでマルチ商法を取り上げてくださることが増えたように思います。
メディアで取り上げることによって、ひとりで苦しんでいるマルチ2世の方や被害を受けているご家族が声をあげるきっかけになればと思います。
同時に、特商法が実効性のある法律になることを強く希望します!
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