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Adobe PremierePro2025へのアップグレードに待った!!【エッシェンシャルグラフィックス画面が廃止+音ズレ問題】

2024年12月16日時点の情報です。
動画編集ソフトのAdobe PremierePro2025 25.1の最新バージョンでいくつか致命的な問題でハマったので共有しておきます。

使用環境:
Windows10 64bit メモリ32GB SSD512GB

概要

私はたまにPremiereProを使用して軽い動画編集を行います。
よく使うのがAIによる自動キャプション生成機能で翻訳までできるので重宝している機能のうちの一つです。
この度パソコン環境の変更により、何も考えずに最新版のPremiereを入れたところ編集中にハマりましたのでそのメモです。

問題だらけの25.1、恐らく25.0も危険

エッシェンシャルグラフィックス画面が廃止に

比較用に2024版である24.5のバージョンのエッセンシャルグラフィックスのスクリーンショットを

2024年版のエッシェンシャルグラフィックスのスクリーンショット

自動キャプション機能を利用する上でテキストの色、シャドウ、フォントサイズの変更ができる画面ですが、2025年版になると・・・


25.1の画面エッセンシャルグラフィックスがプロパティに変化してます

エッセンシャルグラフィックス」がウインドウから呼び出せなくなっています。

しかし、よく見ると「プロパティ」画面が追加されています。試しに開いてみたところ、なんだあるじゃないか!!

と思いきや、フォントサイズ調整出来なくなっている上に、シャドウ等詳細設定ができない、必要な機能が無くなっています!
かなり重要な機能な気がしますが、これではいつものキャプションが作れません。そしてその後にもう一つ致命的な問題が発覚するのです。

レンダリング後に気づいた音ズレ

この時運悪くBluetoothのイヤホンで、作業していた為、直ぐに気付かなかったのですが、音がズレます。
キャプションと映像はあっているようですが、音だけがズレるようです。私が使用したフォーマットはmp4とm2tsですが、ものの見事に両方ズレていますので恐らくソフトウェア側の問題かと。。。
因みに2年前と比べてキャプションの精度はよくなっていた分色々と勿体ない。

こうなったらダウングレード

当然ですがこれらの仕様変更とバグは致命的なので、ダウングレードしかありません。
正常に動く2024年版を追加でインストールします。
本来、最新版は不安定であることが多いので、検証してから使うのが筋ですが、公開するならせめて音ズレくらい直しましょうよAdobeさん。ライセンス料だって安くないんですから・・・。
という訳で2024版をインストールしてプロジェクトファイルを開いて遅れを取り戻します。


Adobeは新しいバージョンで作成したプロジェクトファイルは読めません

プロジェクトファイルは開けませんでした・・・(´・ω・`)
終わった・・・

次回

新しいバージョンで作成したプロジェクトファイルを古いバージョンで開く方法を紹介します。

まとめ

これ映像系でやったら死んでました。
逆にいうと映像系じゃないからCCをインストールする際、最新のAIの機能を使って色々横着しようと考えてAdobeのデフォルトの最新版インストールでも大丈夫だろうと油断した結果でもある為私も悪いのですが。
しかしデフォルトで最新版をインストールを勧めて来るAdobeですが、こんな大きな仕様変更とバグを残してインストールさせるのは正直ひどいですよAdobeさん・・・無駄な工数が発生しましたよ。

というわけで、映像系の皆様、クリエーターの皆様へ。
Adobeを脳死で最新版インストールするのはやめましょう!
時間のある時にテストプロジェクトファイルを作って検証してから環境移行しましょう!



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