機械設計技術者試験3級に向けて。
資格に対して斜に構えてた自分がなぜ受験すると決めたのかというと、
元々、機械工学科出身で今の業務とは直接的には関係のないのだが、暇を持て余していたのと、試験問題をパラパラ見ていたら、材料力学だとか流体力学とか、懐かしさを覚えて勢いで受験することを決めたに限る。
どうせやるなら合格したいし何よりもやり遂げたいのでひとりごとをここに書く。
今日は、令和2 年度の機械要素の問題2.
ネジの締結に関する問題だ。
(1)は強度区分の表示の理解
まあこれはいいだろう。
強度区分4.6のネジの引張強さは400MPa
耐力は引張強さ*0.6=240MPa
ここで、0.6は強度区分の小数第一位の数から使えばいい。
問題は(2)と(3)でボルトで2枚の鋼板を締めた時に、ボルトの軸方向の引張りを考えるのか、はたまた軸に直角に働くせん断力について考えるのかで、断面積が微妙に変わってくるのだ。
前者は、有効断面積A_sというもの考えなくてはならず、これが少々めんどくさい。
後者のせん断のみ考える場合には、ねじの呼び径を直径とする円を断面積として扱えば良く、今回はM20なので断面積は(πd^2)/4。
ここを間違えていてなかなか解答と合わなかった。
公式には、解答はあるけれども解説は全くないから自分でこの辺作る気概で理解していかないとな。