再就職支援金。
過酷な暑さが続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は出勤前にすっかり汗だくなってしまっています。
今日は出勤二日目でした。得意の下々の人たちの会話を通じて、今回の職場のおおよそを理解することができました。まだ試用期間中なので、詳細は話せませんが結論的には「命をかけて何が何でも仕事をする。」というところではなそうだということはわかりました。ただ、傷物の私を雇ってくれるところは早々ありませんので、とりあえず今のところで充電しながら再起の機会に備えることにしました。私の中では3年が一区切りだと思っています。今の仕事をこなしながら、新しい大学づくりの準備をはじめていきます。
そんなことを考えると昨日私が大切にしたい人から連絡がありました。その人とはとある事業を通じて出会ったので、非常に感性が近いので何か面白いことができる予感がありました。大学教員時代の出会いだったので、辞めたらもう縁が切れたかなと思っていたらメッセージが来てびっくりしました。それも遠方に関わらずわざわざ私に会いに来てくれるとのことで、さらに嬉しくなりました。できれば、私はその人が所属している組織と一緒に新しい大学をつくる構想を練りたいと考えています。比較的業績が好調な会社なので、新しいことにチャレンジできる素地はあるかと思います。できれば、私が知っている会社にも声をかけて出資してもらい、日本初のLCC(Low Cost College)を作ります。学費は低価格、研究は敢えてやらずに教育に特化して、教員と事務局が兼任で大学を運営するまさに航空業界のLCCをモデルにして、大学の学費を価格破壊します。今回働き出したところも大学ではありませんが、とある資格取得を価格破壊して組織を維持してきました。そのノウハウは新しい大学運営に役立つと思い、技術を吸収すると同時に改善策も考えて、運営マニュアルを作成していこうと考えています。
こんな妄想ばっかり膨らませている中、再就職が決まったので帰りにハローワークに寄りました。どうやら失業手当をもらう前に就職すると「再就職支援金」というお金がもらえると資料に書いてあったので、その申請書をもらいに行ったのですが、すでに窓口は閉まっていたので、結局受付で書類だけもらうことになりました。そのやりとりをしている中、大声をあげている利用者がいて、別の窓口でちょっとした騒ぎになっていました。私が立ち去ろうとした時に警察官が替わりに入ってきたので、その後どこかに連れて行かれたのかもしれません。暑いからイライラしていたのか、就職活動がうまくいかなくてハローワークの職員に当たっていたのかよくわかりませんが、いずれにせよちょっと叫びたくなる気持ちはわかるような気がしました。私もこのnoteでは時折いいことを書いたりしていますが、実情は恨みつらみがふつふつと湧き上がってきて、その処理に躍起になっていたりすることもあります。時には相手の存在そのものを消し去りたいという衝動に駆られることも事実です。でも、こんな嫌な思いをもうしたくないので、なるべく自分にだけ目を向けて平常心を保つようにしています。いろんな思いがある中で、新しい大学をつくるという妄想が、一番自分にとって安らぎを与えてくれるので、当面はこの妄想でニヤニヤしながら街の景色を眺めていきたいと思います。
これから大学教員になるひとには、常に自分に注目して本当に自分は何がしたいのか探し続ける人になってほしいと思います。そして、その探究活動を通じて自分と自分が大切にしたい人が笑顔になるカギを見つけて欲しいと願います。
(今週末から出張の元准教授でした。新幹線に乗るの1年ぶりかな?)