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もっと人生を楽しむためには?50歳からはこんなふうに生きればいい

50歳からはこんなふうに』という本を読みました。著者は松浦弥太郎さん。エッセイストとして活躍されています。

私のvoicy(ラジオ)でも何度か松浦さんの本を取り上げてきました。今回は、50代以降のライフスタイルに焦点を当てた一冊。

本書では、50歳からの人生をより楽しく、充実させるための47のヒントが紹介されています。その中でも特に印象的だった考え方をお伝えします。

体が硬いのは思い込み

松浦さんは体が硬いと感じていたそうですが、50代になってからパーソナルトレーナーをつけてストレッチを始めました。すると、次第に可動域が広がったといいます。

その過程でトレーナーから言われたのが、「体が硬いのは思い込みであり、脳が誤解して動きを制限しているだけ」という言葉でした。逆に、その思い込みを外すことで、体はどんどん動けるようになるのです。

心の思い込みを手放す

これは体だけの話ではありません。心も同じ。心の思い込みが原因で行動できなくなることはよくあります。例えば、常識にとらわれすぎて新しいことに挑戦できないこともあります。

しかし、実際にやってみると意外とできるもの。仕事が早い人ほど「まずやってみる」習慣があります。逆に、できない理由を考えて行動しない人は、その分時間を無駄にしてしまいます。

過去の経験や思い込みが邪魔をしているのかもしれません。だからこそ、心の枠を取り払い、行動することが大切だと改めて感じました。

行き詰まったら行動する

何もしなければ状況は変わりません。今の結果は、これまでの行動の積み重ね。もし変えたいなら、今までしてこなかったことをする必要があります。

その手段の一つが「人と会うこと」。新しい人との出会いは、新しい視点をもたらします。自分では気づかなかったことに気づけるのも、大きなメリットです。

また、常識だと思っていたことが、他人と話すことでそうではなかったと気づくこともあります。例えば、オンライン会議のあり方について。ある企業ではカメラをオフにするのが普通になるそうです。

一方、私は対面で話すときと同じように、カメラをオンにするべきだと思っていました。しかし、実際にはカメラをオフにしたほうが集中できる人もいると知り、新しい視点を得ました。

本を執筆する際にも、同じことがいえます。出版を重ねると、新しいアイデアを生み出すのが難しくなります。

そこで、多くの著者は本屋に行き、さまざまな本を眺めながらインスピレーションを得ています。情報が増えれば、組み合わせの可能性も広がり、良いアイデアが生まれやすくなります。

週1回、散髪する

一般的に、散髪は月に1度くらいの人が多いでしょう。しかし、松浦さんは銀座の有名な理髪店に毎週通っているそうです。身だしなみを整えることで気持ちが引き締まり、それが仕事へのモチベーションにもつながります。

この話を聞いて思い出したのが、格闘家・朝倉未来さんのエピソード。彼は引っ越しを重ねるたびに、家賃の高い部屋を選ぶそうです。

それによって、「この生活を維持するためにもっと頑張らなければ」と思い、結果的に収入も増えていくとのこと。日常で目にするものに投資することで、自分を高めるきっかけになります。

この考え方は、ヘアスタイルや部屋だけでなく、ネイルやファッションにも応用できます。日々目にするものにこだわることで、気持ちが前向きになり、より良い行動につながります。

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