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初めての成長株投資、みんなの"知りたい"にお答えします~個別相談でいただいた質問まとめ~②

こんにちは、株好きFPのかたやま りえです。
10月より、ストアカで成長株投資の講座を始めました。

小型成長株のための会社四季報を使った銘柄探し【入門編】
会社四季報の構成から知りたい方はこの講座からどうぞ

小型成長株のための会社四季報を使った銘柄探し【実践編】
会社四季報を受講者で実際に読み、共有する講座です。

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全5回の講座で2025年スタート予定です。平日と土曜日コースがあります。
ご自分で判断し、取引ができるようになることを目指す講座です。

この講座を受講してくださった方でご希望の方に、個別相談を1回無料で60分実施しています。11月に続き、利用してくださった方からのご質問と私の回答をここに残したいと思います。参考になればうれしいです。

Q.チャートの見方がわからない。ロウソク足の線の見方 上に線が出ていたり、下に出ていたり、モヤモヤします。

上の画像はロウソク足の構造です。あまり、ロウソク足の構造を知ることよりも、まずはざっくりトレンドを見ることから始めていけばいいと思いますが、ご質問いただいたので、構造について回答します。

用語の解説

始値 取引開始時の価格
終値 取引終了時の価格
高値 その期間の最も高い価格
安値 その期間の最も低い価格

陽線 始値より終値の方が高い株価 安値では買われるため上昇圧力が強い
陰線 終値より始値の方が高い株価 高値では売られるため下落圧力が高い

上ヒゲ 当日の高値
上ヒゲが長い陽線の場合は、高値で買った人が多く、その後値下がりして終わったため含み損の人が多く、その後下落になることがあります。

下ヒゲ 当日の安値
下ヒゲが長い場合は、安値で買い圧力が強いことを意味するので、上昇傾向にあります。

ロウソク足は、日足、週足、月足などがあり、
日足であれば、ロウソク足の1本が1日の値動きを表します。
週足であれば、1週間、月足であれば1ヶ月の値動きです。

ロウソク足の実体が大きいほど、買いまたは売りの勢いが強かったことを示し、大きな陽線の場合は上昇トレンドの途中で発生し、上昇トレンドで発生する大きな陰線は、上昇トレンドの終了となる可能性があります。

Q.出来高とは?


出来高とは、一定期間内に売買が成立した株式の数のことです。例えば、ある銘柄で1,000株の売買が成立すると、出来高は1,000株となります。

出来高を見ることで、株価が上昇トレンドと下落トレンドの傾向がわかります。

上昇トレンドの場合、株価上昇の日は出来高が多く、下落の日は出来高が少ない傾向にあります。また高値圏で大きな出来高を伴って大きく下落するケースは下落トレンドの転換になることが多いです。

下落トレンドはその反対で、下落する日は出来高が多めで、上昇する日は出来高が少な目になります。

Q.銘柄リサーチの仕方 おすすめ検索機能は使わないのでしょうか?


私はほとんど使っていません。銘柄探しは、

紙の会社四季報
株探の決算速報
新高値更新銘柄

から探すのがほとんどです。スクリーニングだと、無意識に自分のフィルターをかけて銘柄探しをしてしまいますので、新たな出会いが少なくなりそうです。アナログですが、ひとつひとつ探す方法を採用しています。スクリーニングは、四季報オンラインのベーシックプランの検索機能を使って、四季報欄外にあるニコニコマークと矢印マークがダブルでついている銘柄をスクリーニングで探す程度です。地道にこのように探した方がよい銘柄に出会えると思っています。

Q.損切りは8%損していたら、迷わず損切すると伺いました。逆指値で設定するのでしょうか?期間指定も、定期的に設定しなおさないとダメですよね?

おっしゃる通りで、逆指値注文を常に入れています。期間が決まっていますので、面倒ですが都度設定しています。以前は10% でやっていましたが、今は8% でやっています。数日ですぐ損切りになってしまうこともありますが、それは私の買いタイミングが間違っていたということで、速やかに損切りします。私の実感ではこれで良いかなと思っています。ご実際にやってみて、自分に合う損切りの設定を決めていくといいと思います。

Q.経済感覚をつける習慣を知りたいです。実際、現在も続けていること、止めたことなど、教えていただきたいです。

りえさんのKindle本『株式投資で初心者を卒業するために実践したい25のこと』を拝読しましたとのこと。ありがとうございます♪

当時視聴していたモーサテなど経済ニュースの視聴はやめました。役立つコンテンツもありますが、株価予想のコーナーなど意味がないコーナーもあり、時間効率の観点からやめました。現在は、日々の経済指標のチェックは欠かさずやっています。雇用統計や、ISM製造業景気指数、GDP速報値、消費者部か指数、政策金利発表などのことです。あと、DJ NobbyさんのVoicy、『きのうの経済を5分で』がおすすめです。これを毎日聞いて、株式市場で起きたことはざっと確認しています。また、経済ニュースは経済用語を分かっていることを前提で話が進みますが、NobbyさんのVoicyでは、用語の解説コーナーもあるため、投資初心者には優しい番組になっていて勉強になりますので、毎日の習慣化にはとても役に立つ番組です。

Q.なぜ、金利が上昇すると株価が下落するのか、よくわかりません



金利が上がる局面では株価が下落する時と上昇する時があります。
程よいインフレが続いていて中央銀行(日銀やFRB、ECBなど)が利上げをしている時は、企業業績も良くなるので株価は上昇します。しかし、インフレが進みすぎたり、そろそろ利下げ局面なのではないかと思われている時に利上げをしたりすると、市場は不安に感じ、株価が下落します。金利が上がりすぎること、今度は借入コストが高くなるので企業業績が悪化するからです。企業業績が悪化の懸念の方に市場が反応し、株価に影響するという感じです。「どういう状況で金利が上昇しているのか」というのを経済指標などを見て、株価がどう反応するのかを確認していくと理解が進みます。

小型成長株にご興味ある方、受講お待ちしています!

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