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断捨離で、心スッキリ✨ 捨てづらい《3つの物》の【私流!手放し方】


こんにちは、シズカです。
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。


どんな年末年始を過ごされましたか?私はというと、元日に東京に戻り、2日から「断捨離大会」をしていました。


「え、年始に断捨離する人いるの?」って、思いますよね。私も、思いました。


年末も「大掃除」をして、見た目上は綺麗になっていました。でも年始に帰ってきて、ふぅ…と部屋を見渡してみると、なぜだか、目には見えていない【収納の中】が気になって仕方がなくなってきたのです。


年始に部屋をグチャグチャにしながら断捨離するのって、どうなんだろ?と思ったものの、やりたくなったときがタイミング。今ヤル気が出てるのは何かしら意味があるだろう!やろう!!


ということで、「引越しでもするのですか」というような状況の部屋の中で、年始早々ちょこちょこと動き続けました。「断捨離しました」というよりは、「断捨離大会を開催しました」という感じです。


3日間くらいかかったのですが、もうね、驚くほど部屋のエネルギーが良くなって。そして、これまで以上に心が落ち着き、ゆったり丁寧に過ごせています。


「断捨離」って、心地よく穏やかに暮らす上で本当に良いよなぁと改めて思います。


今回は、実感した【断捨離による効果】と、【手放しにくい《3つの物》を手放せるようになった理由&手放し方法】を、まとめてみます。




物が減ったら、部屋の「気」が変わった


見た目は割とキレイな部屋なので、今回「収納の中」をスッキリさせたところで、見た目は変わりません。


ですが!!
収納の中身をすべて出し、今の私にとって必要なものだけに厳選したら(ゴミ袋にして15袋程度のものたちを手放しました)、部屋の「気・エネルギー」が明らかに良くなりました。空気が澄んだというか、気が良くなったというか。呼吸しやすいというか。


すべての物質(人も含む)は「気・エネルギー」を放っていて、その集まりによって、その場の「エネルギー、空気感」って決まってきます。部屋や家もそうですし、お店や会社、学校も。地域とか国とかにも、当てはまると思います。


今の自分が「心地よいな」と感じられる「気・エネルギー」が流れている場に身を置くことこそが、自分自身が心地よく、自分らしく過ごす上で、本当に大切。はたらく場所、住む地域などは、簡単には変えられないけれど、今住んでいる部屋の中は、思い立ったら割と簡単に「自分にとって心地よい状態に変える」ことができます。


簡単といっても、ここまで大きな「断捨離大会」は、これまでなかなか出来ませんでした。今回やってみると、「部屋の気って、物を手放すだけで、こんなにも良くなるんだぁ!!」と、驚きました。頭では分かっていたのですが、大変化を体感したことで、ひとつひとつの物が放つエネルギーの力を改めて思い知りました。


お花も、部屋の気を良くしてくれる!季節感も出してくれるので、お花を飾るのが大好きです。



物が減ったら、心と行動が変わった


「部屋の乱れは、心の乱れ」という言葉があります。
その通りだとは思うのですが、部屋が乱れてるときに言われると自己嫌悪に陥ってしまうので、あまり意識しないようにしています笑。


今回は、部屋が整ったことで本当に心が整いました。
部屋が落ち着いている感じがするからか、心も落ち着いています。
部屋が良い空気感だからか、自分自身も良い気でいられます。


断捨離前は、「一応保存してある」物がたくさんあって、目には見えていなくても、そのエネルギーをキャッチし、心のどこかがザワザワしていたのかなとも思います。


スペースに余裕ができたからか、心に余裕が出てきて、なんだか動きがスローになりました。朝の忙しいと思っていた時間すら、ゆったりと落ち着いて暮らせている感覚があります。


物が少なくなったからか、ひとつひとつの「物」としっかり向き合うようになり、服のシワや毛玉などの些細な違和感が気になるようになりました。さらには、自分のケアも丁寧にしたくなってきて、保湿をしっかりしたりと、より一層自分を大切に出来ている感覚があります。


断捨離することで心も落ち着いて、行動までも変えてくれるのかぁ!と、驚いています。


断捨離後に、どうしても新しい靴が欲しくなってお迎えしました!白い靴かわいい♡素敵な場所へ、連れていってくれそう!



「断捨離」よりも、「手放し」という響きが好き


断捨離の効果を改めて実感したので「断捨離」の語源を調べてみました。ヨガ指導者の沖正弘先生が、著書の中で使用した言葉だそうです。ヨガ哲学の「断行(だんぎょう)」「捨行(しゃぎょう)」「離行(りぎょう)」の頭文字を取った言葉で、

断:入ってくる不要なものを断つ
捨:不要なものを捨てる
離:物への執着から離れる

という意味があるそうです。


ヨガを学んでいる私としては、断捨離の起源がヨガだなんて知らなかった〜!その効果を実感できて嬉しい!と思いました。一方で、「断・捨・離」という "響き" が、なんとなく厳しいような寂しいような感じがして好きじゃないなぁと感じています。


私がヨガの先生から教わった響きは「手放し」です。〈ヨーガ・スートラ〉というヨガ哲学の古典の中に、生きる上で大切なことが書かれているのですが、その一節に「練習と手放しが大切ですよ」というものがあります。


「断捨離」だと、「断ち捨て、離れる」というニュアンスで、私的にはなんだか寂しくなっちゃう。思い出のものとか、捨てて離れると思うと悲しくなる。


一方「手放し」だと、「手から、放す」だけ。「ありがとう」の気持ちを乗せて、そっと手から放してあげると、心が救われる感じがするのです。


この記事では、分かりやすく「断捨離」という言葉を使っていますが、心では「手放し」と思いながら取り組みました。


1月2日の早朝に、明治神宮へ。とてもすいていて、ゆっくりと手を合わせることができました。この初詣からの帰宅後、怒涛の勢いで手放ししていきました‥!



なかなか手放せなかった物を、手放せるようになった!《理由と手放し方法》


私は物を手放してスッキリすることが好きなので、これまでもチョコチョコと断捨離してきました。すぐに手放せない物も多く、見直して断捨離して、見直して断捨離して‥と、繰り返してきました。その繰り返しの中で「なかなか手放せないものを手放す力」が磨かれていき、今回はこれまでよりも多くのものを手放すことができました。


「まだ使える物」「いただき物」「思い出の物」の3つのカテゴリーで、《なぜ手放せるようになったのか?&私流の手放し方》をまとめておきます。


1️⃣ 「まだ使える物」


まだ書けるボールペン
まだ着られる服
まだ使えるアクセサリー
など、なかなか手放せませんでした。


「物を大切にしなさい」と教えられてきましたし、まだ使える状態の物を目の前にすると「いつか使えるかもしれないしなぁ〜」と思ってしまうのです。


しかし、「いつか使うかもしれない」と思ってとっておいても「結局、使わない」ということが、長年とっておいたからこそ実証されました。本当に、結局使わないんですよ。おそらく多くの人に当てはまると思います。


物の立場になってみると、ただ収納されているだけよりも、誰かに使ってもらうか、他のものに生まれ変わった方が幸せだよなと思うようになり、思い切って手放せるようになってきました。


手放し方法としては、物の種類や状態に応じて以下から選んでいます。

・知人に譲る
・寄付する
・売る
・リサイクルに出す


まだ使えるのに廃棄することに抵抗があるので、こんな感じの手放し方法に辿り着きました。廃棄よりも手放す際の手間暇はかかりますが、気持ち良く手放すことができます。昔に比べてリサイクル出来る仕組みがたくさんあるので、ありがたいなと思います。


参考までに、方法の詳細も書いておきます。

・ 寄付先は、厳選したわけではないのですが、セカンドライフがやりとりもスムーズでした。寄付はお金がかかりますが、誰かのお役に立てるのであれば、物を有効活用してくださる取り組みに感謝して依頼するようにしています。


・ 本などはBOOKOFFで売っています。一度登録するとサッと手続き出来て、すぐに引き取りに来てくれて、とても便利!ちなみに昔、売りに出した本に1万円札が挟まっていたみたいで(私は挟まないのですが‥)、わざわざご連絡下さり、口座に振り込んでくれました。それ以来BOOKOFFを応援しています。


・売る方法としてはメルカリも手ですが、一気にスッキリしてしまいタイプなので、1点ずつ自分で売るようなことはしていません。売ってはいませんが買わせていただいていますし、とても良い仕組みだなと思います。


・ユニクロはリサイクルボックスがあり、ユニクロやジーユーのものであれば、どんなものでも引き取ってくれるので大変ありがたいです。子供服やヒートテックなど、ユニクロで買わせてもらっています。


・文房具系は、ロフトに持っていきます。「まだ使えるボールペン」って何故か増えてしまい困っていたのですが、ある日ロフトで回収ボックスを発見して感動。廃棄するよりも罪悪感少なく、スッキリと手放せます。



2️⃣ 「いただき物」


「使ってないけど、せっかくもらったしな〜」って思う物、誰でもひとつはあるのではないでしょうか?私は、たくさんありました。


「せっかく〇〇ちゃんがプレゼントしてくれたからなぁ〜」と思って保管しておいても、再度断捨離をするときに、そのモヤっとした気持ちを持っている自分にまた出会うのです。使っていないことに対して、なんとなく罪悪感を抱いてしまいます。そんな感情を繰り返すごとに、これって自分にとってプラスじゃないし、贈り主の立場になってみても本望じゃないよねと思うようになりました。


そして、手放す際に以下のような「心」でいると、あたたかい気持ちで手放すことが出来ることにも気付きました。


1. 贈ってくれた人の気持ちに、ありがとう♡と感謝する。

2. いただいたときに嬉しかった気持ちを思い出して、その気持ちを感じさせてくれた目の前の物に感謝する。

3. もう嬉しい気持ちを感じ切ったよ!経験させてくれてありがとう♡という気持ちを込めて、手放す。

手元に置いておきたいものは置いておきますが、少しでも「モヤっ」とするものは上記の心で手放します。「ごめんね」という罪悪感よりも、「ありがとう」という感謝をもつだけで、本当に良い気持ちで手放しが出来ていきました。すごくオススメです!


お花をいただくのも、とても幸せな気持ちになれますよね♡枯れてしまいますが、同じように感謝して手放します。



3️⃣ 「思い出の物」


「いただき物」とも少し被りますが、「思い出の物」は私にとって、一番手放しが難しいです。


手紙、息子の作品、手作りの物、写真、小さい頃から持っているもの、亡くなった主人のものなど、「いま手放してしまったら、一生手にすることはないもの」は、なかなか手放せませんでした。


が、毎度毎度断捨離ごとに、その物たちと向き合い続けて、少しずつ少しずつ手放していきました。1人の人との間の思い出として、たいてい複数の物があるので、「これは手放しても、こっちが残っている」という状況を作り、少しずつ手放していきます。「少しずつ」なら、意外とできるのです。「とっておきのものに厳選していく」感じです。


断捨離するタイミングごとに、その思い出の物と出会ってから年月も経ち、私自身が成長しています。そうすると「もう、手放しても大丈夫!」と強くなれていて、以前よりも執着なく手放していけるのです。成長して強くなったタイミングごとに断捨離したくなる気がします。


今回はだいぶ思い切り、ずっと手放せなかった多くのものを、手放すことができました。これまでよりも沢山手放すことが出来たのは、はじめて以下のような心で向き合ったからだと思います。


1. その物との出会ったときの気持ちになって、もう一度味わってみる。

2. その気持ちを感じさせてくれた「目の前の物」と「その思い出自体」に、感謝する。

3. その物を大切に持っていた自分の心に寄り添って、素晴らしい経験ができて嬉しかったよねと、自分を愛しむ。

4. 「思い出自体は、もう心に刻まれてる!気持ちを感じ切った!素晴らしい経験をさせてくれて、本当にありがとう」という前向きな気持ちになれたら、感謝を込めて、手放す。

このような心で手放す「強さ」を私が持てているのは、ヨガ哲学の中の「経験したことは、全て記憶される」という教えを知ったことがキッカケです。


以前は、物を持っていないと、忘れてしまうんじゃないかという恐れみたいなものが強く、物を持っておきたいと考えていました。とくに私は記憶力が乏しく、「あそこへ行って、こんなものを食べて、楽しかったよね〜」と言われても、そうだっけ‥ヤバい忘れちゃってるって思うことが多くて。なので、物や写真として記憶を保持したい欲が強かったのです。


しかし、「すべては、記憶されている」と知って、なんだか安心感に包まれました。そっか、時間と共に少しずつ忘れていってしまうことでも、経験したことや感動したことって、絶対に私の中にずっと残ってるんだ。そう思えると、物にも思い出にも執着することなく、安心して未来へ進める感覚があります。


この教えを知ってから、「もうこの感情って、私の中に刻まれ切ったよなぁ。この感情を経験させてくれて、ありがたかったよなぁ。もうこの感情は経験できたし、もっとたくさんの幸せを今後の人生で味わっていこう!」と思えるようになってきて、たくさんのものを手放せました。


たとえば、息子が「ままーはい!」と、つたない言葉で絵を渡してくれてくれたときの、なんて可愛いんだろうと思った感情。その絵を7年以上とっておいた、私の息子に対する気持ち。その経験をさせてくれた絵や息子に感謝の気持ちでいっぱいになりながら、「うん、この感情を経験できて本当にありがたかったなぁ。味わえたなぁ♡」って思いながら、絵を手放す。こんな繰り返しで、物によっては涙を流しながら感謝していく手放しの時間は、とても素晴らしいものでした。


思い出系は、寄付やリサイクルに回すものではないので、廃棄になります。私は、まずは「紙袋」に丁寧に入れて、それをゴミ袋に入れ、ありがとうの気持ちを込めて収集場所に出します。紙袋に入れることで、あたたかい気持ちで手放すことができるような気がします。


お守りなど、やっぱりそのまま廃棄できない〜と感じるものは、お焚き上げをお願いしました。このような仕組みがあって有難いです。



まだ手元にある「思い出の物」も、もちろんあります。小さな段ボール2箱分くらいまで減りました。「今この箱が目の前から消えちゃっても大丈夫ではあるな〜」と思いつつも、やっぱり全部は手放し切れません。「これはもう一度、味わいたいな」と思って残してある物と、また気が向いた時に向き合っていきます。


伊豆への旅の特急列車の中で、この記事を書きました。
またひとつ、思い出が心に刻まれて幸せです♡



「手放しの力」で、未来へ前進!


物が減ったことで、部屋の気が良くなり、気分も良くなりました。


しかし手放しの効果はそればかりではなく、物を手放すことにより、「過去への執着」を手放すことが出来ている気がしています。


素晴らしい思い出があることは素敵なことですが、懐かしんでいるばかりでは、未来への原動力が湧きにくい。


無理する必要は全くないのですが、思い立ったときにエイッと手放すことによって、未来へ大きく前進していける気がするのです。とっておいた物たちが、未来へ躍進するキッカケを与えてくれているんだなとも感じます。


今回の断捨離大会で、たくさんの物たちが、未来へ進む後押しをしてくれたので!感謝の気持ちを込めて、ワクワクしながら未来へ進んでいこうと思います。




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読んでくださり、ありがとうございました♡
あなたの毎日が、笑顔であふれますように。
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