ゆめしま未来塾とは
Why:なぜ設立されたの?
ゆめしま未来塾は、愛媛県立弓削高等学校の生徒を対象とした公営塾で、平成29年度に弓削高校がある上島町と弓削高校の協力のもと、開塾しました。
上島町には、他に塾がなく高校の校舎以外の場所で学習する場所があまりありません。
また、生徒減少によって統廃合の危機にある弓削高校をもっと魅力的な学校にしていく必要もあります。
そこで、上島町と弓削高校が何度も話し合いを重ねて始まったのが「弓削高校魅力化プロジェクト」です。このプロジェクトの一環として、弓削高生の多様な進路実現を応援するためにゆめしま未来塾が開塾しました。
What:何をやっているの?
基本スタイルは「個別指導」+「自立支援型学習」
ゆめしま未来塾では、一人ひとりが自分自身で問題を解決する力を大切に考えています。そのため、安易に目の前の問題の答えだけを伝えるような指導はおこなっておらず、自習学習を基本とします。
その一方で、どう考えると正解まで辿り着けるのかという課題の解決方法を伝えることや、過去の苦手の特定とその解決には時間を惜しみません。
定期的なフィードバックと個々に合った目標設計
定期テストの後、全塾生との個別面談をおこなっています。テストの現状と目標については勿論、本人が持っている夢や悩みなども深堀りしていきます。高校生活では何を大事にして過ごしたいのか、そのための次の目標はどこに立てるか、いま苦手な勉強をどう克服していくか、習慣を作るにはどんな仕組みづくりが必要か、など様々な話をしながら一緒に計画を立てます。
自立学習へつなげる講座
すぐに集中して自立学習を始めるのは難しいため、講座を通じて効果的な勉強法を学んでいきます。特に、数学の先取り学習に力を入れており、英検や商業系の検定対策も行っています。1〜2年生の間は講座を通じて通塾・勉強の習慣を身につけることを目指し、2年生の後半からは自立学習へと移行できるよう指導しています。
講師による座談会、ゼミ活動などのキャリア教育
教科指導だけでなく、キャリア教育にも力を入れています。不確実性の高い現代において、テストで良い点を取るスキルだけでなく、自分の頭で考え、決定し、計画を立て、行動に移す力が求められています。そういった“非認知能力”を伸ばすためにも、ディスカッションや参加型ワークショップの手法を取り入れたゼミ活動や地域内外の人々と交流しともに活動する機会を創出しています。
生徒の「やってみたい!」を通じて好奇心と責任感を育む対話
そして何よりも、ゆめしま未来塾では塾生一人ひとりの感じ方、考え方や個性を尊重します。講師陣はさまざまな経歴を持っており、いまの社会において個性や考え方の違いを尊重することがどれだけ大切なのか知っています。人とは違う自分の感じ方・考え方を生徒自身にも大切にしてもらいたいと願っています。
Who:誰がやっているの?
ゆめしま未来塾で働く講師について、こちらの記事を読んでみてください!