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全てのドアを開けてくださるお方

預言者さん(平安あれ)のメディーナへの移住がタワックル
(神様に頼りきる)をよく表している
ということを前回は書いてみました。

何回かに渡って、タワックルについて書いてきました。
タワックルというのは、神様を信頼し、頼り切るといった概念。
しかし、行動もちゃんと伴わないとねえ、ということでしたね。

今回は、そのタワッカル精神を支える神様の御名前を
ご紹介したいと思います。
神様の御名前というのは、、、
”神様とは、一体どんなお方であるのか” 
というのを教えてくれるもの。
プラス、神様にお願い事をする時に使うとより一層願いが叶いやすくなるという、知っていて損はない、
いやいや知っていないともったいない!というものです。

例えば、以前にもいくつかご紹介しましたが、
アルラフマーンとは、ものすごく慈悲深いお方という意味です。
これは、神様からの慈悲を願う時に使うと願いが叶いやすくなります。
例えば
「アルラフマーンなお方、うちの子供達に良いことがたくさんありますように。」
といった具合に。
また、アルカリームとは”ものすごく寛大な方”という意味。
何かが欲しい時に使うといいですね、例えば
「アルカリームなお方、どうか彼らにたくさんの富をお与えください。」
といった具合に。
神様の特徴を理解し、それをドゥアー(お願い)の時に使うと
最強かつ最高の結果を得られると思いますよ。

さて、
今週の御名前は「アルファッターハ(開けるお方)」

この御名前はファタハという動詞から派生した御名前。
ファタハというのは、”開く”という意味ですが
このアルファッターハという御名前はどんな意味があるのでしょう?

大抵、開くとか開けると言えば、、、
その対象は、まあ、、”ドア”ですよね?

そう!
アルファッターハな神様は、ドアを開けてくださるんです。
どんなドアでしょうか?
もちろん、全てのドアなのですが、、、
ちょっと色々と想像してみましょう。

例えば、
志望校にどうしても入りたいとしましょう。
入りたい、でも入れないというのは、その学校の門がその人に対してガッチリ閉まっている訳です。
そんな時は、
アルファッターハである神様にその門を開けてくださるようにお願いするといいのです。
「アルファッターハなお方、どうかあの学校に入れますように。」と。

他にも、
結婚がしたいとしましょう。
お相手がいる、いないに関わらず、結婚ができないというのは
結婚というドアが閉まっているからです。
ですから、アルファッターハな神様にそのドアを開けてもらえばいいわけですね。
「アルファッターハなお方、結婚というドアを開けてください。」って感じで。

ただどんなドアを開けてもらいたくても、
自分サイドの行動というのは、必須です。
志望校に入りたければ、勉強はしなければいけませんし、
結婚をしたければ、何かしらの行動を起こさなければいけないわけです。
でき得る限りの行動を起こし、
その結果は、神様に委ねましょう。
きっとアルファッターハな神様があらゆるドアを開けてくださると思います。

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レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。

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そして、究極
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ファーティマ
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