職人さんってすごいね
先週から、近所で住宅の建築が始まっています。
朝8時から槌音が響き、夕方5時にはピタッと止まります。
10時と3時には小休憩があり、昼休みもきちんと1時間。
炎天下での作業は大変だろうけど、ホワイトな職場だなあ、、と思います。
住宅街での工事は、期間と時間が近隣住民に事前連絡されています。5分でも延長したらクレームが来るでしょう。
進捗が遅れたから残業でカバー、、などと言うのは通用しません。
職人さんたちは黙々と作業しています。大きな怒鳴り声も聞こえてきません。
30年前と比較すると、かなり雰囲気が違います。
少し、差別的な言い方かもしれませんが
30年前は「土木作業員」、現在は「建築職人」と言う印象です。
30年前はホワイトカラーがエリートでしたが
現在は職人がエリートではないかと思います。
引き締まった身体で黙々と住宅を仕上げていく彼ら。
木材の香りがとても心地よいです。
住宅の設計は10年以内にAIに変わるかもしれませんが、
住宅建築現場がAIに変わる日は当分来ないでしょう。
逆に、大型の工場は自動化されると感じています。
工場に人を集めて昼夜問わず働く、なんていうのは効率が悪く
自動化した無人工場を24時間稼働させ、遠隔監視を行う。監視職人はグローバルでシフトさせておけば、無理に夜勤をする必要もありません。
現場に行かなくては解決できない問題があれば、翌朝に技術職人が対応する。
問題が発生するのを年1日程度に抑えれば、それでもなんとかなるでしょう。
「問題が発生したらすぐに対処しなくてはいけない」と言う理由で多くの人が単純な頭脳労働に従事しています。
でも、本当にすぐに対処する必要がありますか?
原発や重化学工場は事故の際に周囲への影響が甚大なので、24時間365日監視が必要です。
でも、それ以外の工場って、少しくらい止まっても良くない?
事件があれば警察、火災が発生したら消防が来てくれますよね。
10年後に残る仕事、なくなる仕事、、
ことばが変わるだけで残り続ける仕事もあるかと思います。
どこにもいけない夏休み。
じっくり考えていきたいです。
記事をお読みいただき、ありがとうございます。 夢のあとおしに向けて、多くの方にお会いしたいと思っています。そのための交通費として使わせていただく予定です。