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仕事終わりの合コン事情 7軒目 テレビマン(テレビ局の正社員)

テレビの人気が落ちていく中、
「テレビマン」という言葉はもう死語なのだろうか?

テレビ局の正社員=テレビマンは、
平均年収をかるく1000万はこえる、
エリート集団だ。キー局ともなれば尚更だ。

キー局の新入社員は年間30人程度、30人の枠に数千人?の学生が応募してくるのだから、何かがないと入社できないのは明白だ。

そんな彼らがモテないわけがない。

テレビ局に就職した友達のツテで、
キー局のテレビマンと合コンすることとなった。
誰もが知っているテレビ局だ。

場所は恵比寿のお洒落なイタリアンレストラン。
さすが業界人。

20代にして東京の一等地に彼らは既に住んでいた。
中には20代で都内に独身で、マンションを既に購入している人もいた。
テレビマンの中では珍しくはないらしい。

2時間の飲み会は楽しく終わった。
テレビ局社員だけあって、芸能人のこと、面接のことなどの
話しで盛り上がった。
(彼らにとっては鉄板ネタなのだろうが・・・)

ちゃらついてもいなく、どこか知的な一面もあり、
きどってもいなく、楽しい時間だった。

あの倍率を突破した人たちなのだから、
凄いなにかをもっているのだろう。

後日、発展した人はいなかったが、
ちゃっかり、関係者のみが許されるテレビ局の見学に参加させてもらった。

小さい頃、キー局の社員になることが夢だった
ミーハーな私は、
「彼ら」に出会えたこと自体に
興奮していた。

あの頃の私に、少し理想とは違えど、
ちゃんと東京で思い描いていた生活を
送れていることを教えてあげたい。

テレビが衰退している今、彼らはセカンドキャリアも
考えているののことではあったが、

高倍率を通過した彼らは
きっと、
期待のセカンドキャリアをつかむことができるだろう。

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