自分なりの幸福論
私は40代になったばかりの男で氷河期が終わるか終わらないかくらいの世代
それでも当時は不景気なのは間違いなかった
運良く大企業の現場職にありつけたがあまりにもしんどくて続かなかった
で、それからずっと親と府営住宅で暮らしている
そこからは最初は契約社員で働いて後の企業は正社員で働いた
年収は低かったので名ばかり正社員って感じだ
年齢的に正社員は次が最後かも知れない
そしてずっと独身
今住んでるとこに引っ越して恋愛したのは一度だけ
なんだか寂しい人生だなぁと思わなくもないが性格的に自分からアプローチ出来ないのでしょうがない
生まれた時から負け組の性格なのだろう
今でこそ独身に対する目は大分マシになったけど自分の世代はまだまだ田舎では結婚して子供育ててってのが当たり前の世代
たまたま田舎から某府に引っ越したのでそういう意味では帰る場所が故郷じゃなくて良かったのかなと
思春期を一緒に過ごした友達が幸せだと余計に何もない自分が惨めで
もう昔の友達とも殆ど縁を切ってる
家族持ちの知り合いは眩し過ぎて
同窓会に出るつもりもない
惨めな思いするだけだし
sns見てるとメンタル病んでるけどパートナーいる人もいて羨ましいなぁと
誰かと一緒って素敵な事だよ
私は今は両親がいるけど突発の事故や病気がなければ両親の方が早くいなくなるだろうからね
今の時間はとても貴重なんだろうなと思ってる
こどおじとか言われてバカにされるかも知れないけど私は最後まで親と一緒にいたいな
そりゃ何かの間違いでパートナー出来たら変わるかもわからんけども
もしそんな人が現れたら嬉しいな
とりあえず今はYouTubeで動画見てnoteやXで人の文章みたり好き勝手発信したり
積立投資してみたり図書館で本を読んでみたり
ゲームしてみたり音楽聴いてみたり
カップラーメンやレトルトカレー食べて
たまにスタバ行ってみたりスイーツ食べて
それはがむしゃらに働かなくても達成出来る生活だから
そんな人生を緩やかに穏やかに過ごせたらいいのかなと
でもどこかで誰かと繋がれたら
素敵な事だなぁと思いつつ
自分なりに自分の楽しみをみつけて
日常を過ごしていきたいなぁ
それが私なりの幸福論
物を極端に減らした
まだまだ減らしたい
もっと自由に生きたい
減らして減らして
少なくなった僅かな持ち物だけを握りしめて
最後はどこか遠くへ行きたい
色々な場所を訪れて見て
そうしながら死んでいきたい
最後のその瞬間の為の準備をするために今を生きているのかもしれない
死に方を選ぶ為に生きているのかな
それはそれで贅沢な事なのだろう
生きたくても生きられない人なんて沢山いるのだから