ギャル達、つんくの言葉を思い出せ2024Ver.

※今日は金曜日なので、時間がない。なので、こちらの記事は筆者がコロナ禍に大学時代の友人グループと暇つぶしにやっていた交換日記的なNOTEの記事の焼き回しである。当時、24か25歳。

筆者は95年生まれの、ストレートに大学を卒業して就職していれば社会人3年目になる女である。

突然であるが、私の同世代のギャルの8割以上は、1番最初に触れたポップスはモーニング娘。のはずだ。

モーニング娘。は97年にデビューし、わたし達が物心つく2000年には、国民的大スターになっていたからである。
ハツラツで元気でキラキラ、ポップな歌と、幼女の琴線に触れる全てのポイントを当時のモーニング娘。は持っていた。

当時のヒットソングなら、今でも軽く口ずさめる方も多いのではないだろうか。

筆者も、もちろんモーニング娘。に魅了されていた幼女の1人であり、幼稚園の時のクリスマスプレゼントにモーニング娘。のライブDVDをサンタさんからプレゼントされたほどである。(三つ子の魂百まで)

ちなみに、当時の推しメンは飯田かおりんと石川梨花ちゃんであり、ガチャガチャで2人のカードが出るまで頑張って引いていた記憶がある。

まあ、そんな余談は置いておき、今回伝えたい事は、つんくの言葉の偉大さについてである。

もし、この記事を読んでる同世代のギャルたちの中で、人生行き詰って悩んでいる人がいたら、私たちが今でも口ずさめるヒットソングをもう一度改めて歌詞を聴き直してみてほしい。

当時わたしたちが何気なく歌っていたヒット曲の中には、社会人3年目、20代後半に差し掛かろうとしている、わたし達に対する人生の教示がたくさん隠されている。だから、この暗い時代な今こそYoutubeで聴き直すべきなのだ。
無論、つんくの歌詞が素晴らしいことは、これまでの日本の音楽界、アイドル界の中で、幾度と提唱されてきており、
今更、そんなことについて、素人のわたしが語ったところで面白くないことは承知である。

なので、この記事では、
つんくの歌詞に対する私なりの解釈(主にわたしの経験のエピソード)と共に、彼の素晴らしい歌詞を一部抜粋して、紹介してみようと思う。

①ちょこっとLOVE / プッチモニ (2002年)

①ちょこっとLOVE / プッチモニ (2002年)
①ちょこっとLOVE / プッチモニ (2002年)

https://www.youtube.com/watch?v=grXmVDes61I

恋という字を、辞書で引いたぞあなたの名前そこに、足しておいたぞ
愛という字を思い出す時家族の顔が先に浮かんできたぞ


筆者は、この曲のミュージックビデオが入ったビデオを持っていた。

明るい曲調に、ポップなダンスで、恋という字を〜〜と歌うので、幼女ながらに筆者は、

ハッピーな恋について歌っている楽しい歌なんだろう、そう思っていた。

しかし真逆なのだ。筆者は大人になってから、このミュージックビデオをYouTubeで拝見し鳥肌が立った。

1番のサビで、辞書で引いた”恋”という言葉に、彼の名前を足しておくのだけど、2番のサビで”愛”という字を思い浮かべた時には、彼のことは思い浮かばないのだ。


そう歌詞のなかの、愛しのマイダーリンは、恋であり、愛では無かったのだ。切なくて深い…..。
この曲の最後は”愛しい人ALL YOU NEED IS LOVE”っていうアイドルなのにビートルズマインドで締められているのも粋である。

② I wish / モーニング娘。(2000年)

人生って すばらしいほら 誰かと 出会ったり 恋をしてみたりAh すばらしい Ah 夢中で 笑ったり 泣いたり出来る

② I wish / モーニング娘。(2000年)
② I wish / モーニング娘。(2000年)

https://www.youtube.com/watch?v=fjMZl5jrIO0

幼女時代、何にも考えず、人生って〜素晴らしい〜と歌っていたが、大人なってから、この歌詞の深さに気づき、つんくは何て歌を幼女たちに聴かせていたんだとビックリする。

仏教には”煩悩具足”という言葉がある。

人間は、そもそも煩悩自体でできており、煩悩を取ってしまえば、人間からは何も残らない、という意味だ。

筆者は一時期、仕事や健康で上手くいかず、悩んだ時期がある。
悩んだ末、こんなに悲しくて辛いなら、もういっそうのこと、すべての欲を捨てたいと考え、東京品川駅にある東照寺に瞑想を習いに行ったことがある。(ちなみにドイツ人とのデートであった。瞑想を習いに行くよと話したら、なんか着いてきた。)
しかし、修行僧でも無いわたしが、そんなことをしたって、煩悩など消えるはずがなく諦めた。
この歌詞では、まさに煩悩具足について歌っていると思う。
煩悩があって、泣いたりできるからこそ、人生は素晴らしいのだ。
雨の日があるこそ事が醍醐味なのである。
そんなイギリスみたいな天気の中で、凄く気分の良い晴れの日を見つけていくことが人生なのかもしれない。

③ ザ☆ピ〜ス! / モーニング娘。(2001年)

大事な人が わかってくれた(PEACE!)感動的な出来事となりました
愛しい人が正直でした(PEACE!)全てを受け止めようと感じました

③ ザ☆ピ〜ス! / モーニング娘。(2001年)
③ ザ☆ピ〜ス! / モーニング娘。(2001年)

https://www.youtube.com/watch?v=VzVVvusiTww

学生のころまででは、あまり意識しなかったが、
実際に社会人となると、周りの大事な人に自分らしさを理解して受け入れてもらえることが、どれだけ大切かが分かる。

筆者は、1社目の会社を辞めるとき、ママンから反対され、一時期連絡をとっていなかったことがある。いい大人なので、ママンからの同意なく会社を辞めることはできるが、家族という大事な存在が自分の人生の割と大きめな決断を理解してくれないことは、孤独だ。
(どうでもいいが、うちのママは三度の飯よりパタゴニアを愛するが、アウトドアに関心は皆無というオモロイ主婦である。私も、ちゃんと洗脳されて3着フリースを持っている。)

不特定多数の誰かに賞賛してもらえたとしても、大切な人が自分らしさを分かってくれなかったら、人生とっても孤独でみずぼらしくなってしまうもんである。

だからこそ、二番の歌詞で歌われているように、
家族でも友達、恋人など関係無く、大事な人が何かを正直に話してくれた時、全てをちゃんと受け止めてあげたいと思う。

きっとこういうところが、、先述したように”恋”と”愛”との違いなのかもしれない。

さて、ここまで、わたし独自のチョイスで、つんくの歌詞について紹介してきたが、再度言っておくが、彼の歌詞の奥深さは、これまで多数の文化人が論じてきているので、是非、興味を持った方は、検索してみてほしい。

では、最後に、コロナウィルスなどで、世の中が今とても暗い。そして経済状況も決して良いとは言えない時代になってしまった。
だけど、こんな時代を生きているヤングたちに、つんくは、こんな歌詞を残してくれている。

LOVEマシーン / モーニング娘。(2001年)
LOVEマシーン / モーニング娘。(2001年)


どんなに不景気だって、恋はインフレーション
LOVEマシーン / モーニング娘。(2001年)
https://www.youtube.com/watch?v=xbZzBe0tgto


いいなと思ったら応援しよう!